ヤンゴン、4月30日
暗記して答える形式から変更するよう、大学入試の問題形式を今年(2018-2019教育年度)から変更して試験を実施することを、教育省が4月30日に発表した。
変更する理由と新たな問題形式を学生・教員・保護者たちが知ることができるよう、国営新聞を通して5月2日から発表し、通知していくことが4月30日の発表からわかった。
ミャンマー試験局副局長ウー・アウンタイッ氏は、「考えることができるような形式、従来の暗記教育システムを変更するような形式についての記事が(国営紙に)載るだろう」と述べた。
5月2日にビルマ語、3日に英語、4日に数学、5日に化学、6日に物理、7日に生物、8日に地理、9日に歴史、10日には経済の問題形式が、それぞれ発表されることが教育省から明らかになった。
カレー市の高校教員・ウー・サンミョーアウン氏は、「理解力を問うような問題になってほしいと期待している」と意見を述べた。
思考力を問う新たな問題形式に変更すれば、学生たちが自分で考える授業形式に変更しなければならず、その変更を歓迎すると同氏は話した。
新たな問題形式に変更して試験を実施するよう昨年6月以来修正してきたが、通達が遅れたため学生たちにとって困難が生じることを懸念し、昨年、問題を変更しての試験実施を延期したということだ。
( 翻訳者:笹森奎穂 )
( 記事ID:4299 )