九州での日本企業とベトナム留学生との交流
2018年04月16日付 VietnamPlus 紙
ベトナム通信社の日本特派員によると、日本の九州地方に留学しているベトナム人学生達の就職の機会を増やすために、九州ベトナム友好協会が、福岡のベトナム総領事館、福岡県の行政機関、九州経済連合会と連携し九州の企業17社とこの地域の5つの大学で勉強しているベトナム人学生の間の交流会を開催したとのことだ。
4月14日に福岡で開催された交流会では、九州大学、立命館アジア太平洋大学、日本経済大学、九州情報大学、九州工業大学といった福岡県と大分県の5つの大学で学ぶベトナム人学生達が一流企業にアプローチし、彼らの採用ニーズを知る機会を得ることができた。
学生達は、雇用機会並びに採用情報をより一層よく理解するために各社の代表と直接やり取りを交わし交流することができた。一方、九州の日本企業にとっても企業のニーズに合った優秀なベトナム人学生を採用するチャンスだった。特に日増しに多くの九州の企業がベトナムへの協力・投資に関心を向けるようになっていることが背景にある。
この交流プログラムが開催されるのは今年で2年目であり、2017年の交流プログラムの成功を受け継ぐものだ。このプログラムを通し、学生達は多くの企業に採用された。今年は参加する企業数が3倍になり、その中には九州電力株式会社、イオン九州株式会社、九州機械工業株式会社、オークラホテルといった多くの大企業もあった。他方、今年は学生が在学する大学も3つから5つの大学に増え、参加者数は去年の1.5倍に増加した。
交流会は九州ベトナム友好協会の年間活動計画の一環であり、九州地方の各企業とベトナム人学生をつなぐことや最新情報の提供、九州地方にある企業の現状やまもなく実施される各投資プロジェクト、ベトナムとの協力などについて紹介することが狙いである。九州ベトナム友好協会の年間活動計画の5年間の目標は、九州の大学を卒業した多くのベトナム人学生にとって、地元企業就職する魅力となっている。
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( 翻訳者:斉藤歩 )
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