FPTテレコムの代表は、この会社のSIS（スマートインタビューシステム）を全国の人材採用に導入したと伝えた。応募者がいつでもどこでも雇用主にアクセスできるようにすることに役立つ。
　これにより、応募者は書類を提出して採用担当者からの連絡を受動的に待つだけではなくなる。インターネットに接続したラップトップまたはスマートフォンさえあれば自宅に居ながらにして、書類の提出、マークシートテストの受験、面接を行うことができるようになる。
　FPTテレコムのSISシステムによるオンライン採用プロセスは、５つのステップから構成されている。まず、応募者は求人サイトwww.fptjobs.comにアクセスし求人がある職務について理解する。次に、応募者は「クリック」して「書類提出」を選び、氏名、携帯電話番号、E-mail、応募する職位、顔写真などいくつかの基本情報を提供し、応募を開始する。更に、オンラインでマークシートテストに参加する。もしこれら３つのステップに合格したらオンライン面接を受ける。最後は、雇用者からの結果の受け取り、となる。
　データによれば、2017年にFPT テレコムおよびパートナー企業のすべての職位に対して４万2,000人の応募があり、そのうち適切なプロファイルを提出した応募者の割合は、59％にあたるおよそ２万5,000人だった。特に、年間でおよそ3,500件の面接を行うために確保しなければならない時間は8,000時間以上に上る。このため、オンライン面接と採用のためのツールの出現は、応募者の選抜及び初期段階の面接のための時間や人員、コストの節約に有効な解決方法となる見通しだ。

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（ 翻訳者:阿部克哉 ）
（ 記事ID:4332 )