アセアン持続可能観光賞をパアンが獲得(5-11-1-2, 27-1)
2018年05月11日付 The Voice 紙

パアン、5月10日

 東南アジア観光フォーラムが授与するアセアン持続可能観光賞(都市観光コース部門)を、カレン州パアン郡が獲得したということがカレン州政府への取材でわかった。
 タイ、チェンマイ市のシャングリラホテルで1月に開催されたアセアン観光フォーラムにて、アセアンの観光事業の標準に関る賞を授与するにあたり、上記の賞をミャンマーが受賞し、5月9日にカレン州政府庁舎会議ホールにて同賞が州首相に贈呈されたとカレン州政府が明らかにした。
 「パアン郡を中心として訪れることが出来る観光コースには、自然の洞窟や、地域の伝統的慣習などがあります。近隣からは自転車、サイカーなどで、洞窟から洞窟へと簡単に移動できます。周遊するのであれば、道沿いにある村落や美しい自然、地元民らの伝統衣装などもありのままに見ることができるので、この賞が与えられたのです」とパアン郡管理委員長のウー・ミョーミントゥンが述べた。
 カレン州としては、2016年以降諸外国からの観光客が増加し、タンルウィン[サルウィン]川沿川の両岸を行き来できること、ボートに乗れること、エンジン付きボートで移動できること、島で休養できること、パアンから50キロほど離れたモーラミャインへも行けること、ヤンゴンからパアンへ日帰りで訪問できること、それ以外にも、現在パアンに加えフラインボエ郡にある2つの滝でも観光客用の休憩所を開くよう計画していることが、カレン州ホテル・観光局への聞き取りでわかった。
 「このような賞を受賞でき嬉しいです。パアンのほかに、パアン近郊のフラインボエのような町にも訪れるべきところはありますが、外国人は観光が制限されているため、この町への観光許可がおりるのであればパアンの見どころはさらに増えていくでしょう」とパアン郡観光案内協会会長ウー・トゥーヤウーは語った。
 ホテル・観光省によると、アセアン持続可能観光賞(都市観光コース部門)をシャン州南部のピンダヤ郡が受賞したことがある。

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( 翻訳者:田中千帆 )
( 記事ID:4338 )