カール・マルクスの人類への偉大な貢献
2018年05月04日付 VietnamPlus 紙
カール・マルクスは、天才的な思想家であり、偉大なる革命家であり、全世界の労働者階級、勤労人民および被抑圧民族の傑出した指導者であった。
【カール・マルクス】
1818年5月5日、ドイツのトリールにて生誕。
1883年3月14日、イギリスのロンドンにて死去。
【彼の人類への偉大な貢献】
●哲学
弁証法的唯物論を歴史・社会研究に適用し、唯物史観を打ち立て、弁証法的唯物論を自然世界の認識から人類社会の認識へと整えた。
人類史の発展法則を発見した。
●政治経済
弁証法的唯物論と唯物史観を適用して、資本主義の経済法則と発生・発展・消滅の過程を研究し指摘した。
近代の資本主義的生産様式と、その様式が生み出したブルジョワ社会の独自の法則である、剰余価値の法則を発見した。
資本主義社会の根本的矛盾を明確に指摘した。(日増しに高度に社会化する生産力と主要な生産手段に関する私有制度との間、ブルジョワ階級とプロレタリア階級との間)
●科学的社会主義
社会の運動・発展法則を発見し、プロレタリア階級には資本主義制度を消滅させ新しい社会を創造するという歴史的使命があると明確に示した。
労働者階級の歴史的使命を発見した。
●共産主義組織の設立
エンゲルスと共に、世界初の共産主義組織を設立。例えば、共産主義者同盟(1848年)や第一インターナショナル(1864年)、第二インターナショナル(1889年)である。
【ベトナム革命とマルクス・レーニン主義】
マルクス・レーニン主義は、わが民族の物質的力、貴重な精神的遺産となり、愛国的伝統と結合した。
わが党と偉大なるホー・チ・ミン主席は、常にマルクス・レーニン主義を以て自身の思想的基盤とし、行動の為の指針としてきた。
また常に、ベトナム革命の具体的条件にマルクス・レーニン主義を創造的・発展的に適用し、階級と民族、民族独立と社会主義との間を柔軟に結びつけ、わが人民を指導して幾多の困難・試練を乗り越えさせ、次から次へと勝利に導いた。
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( 翻訳者:小泉友佑 )
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