ビエンチャン(ラオス)-ヴンアン港(ベトナム)間の鉄道プロジェクトの投資額は約113兆5000億ドン
2018年04月26日付 VietnamPlus 紙


 総投資額50億ドル(約113兆5000億ドン)のビエンチャンとヴンアン港(ハティン省)を結ぶ長さ554.7kmの鉄道プロジェクトは、官民連携(PPP)方式で投資が行われ、工期は7年(2018~2024年)が見込まれる。
 これは、韓国国際協力団(KOICA)が資金援助し、韓国のDohwa、KRTC、Samboのコンサルタント企業連合が実施した、ビエンチャン-ヴンアン港間鉄道プロジェクトの実行可能性調査技術支援プロジェクトの結果である。
 それによると、ビエンチャン・ヴンアン港間鉄道は総延長554.7kmで、その内、ベトナム領内がムザ峠からヴンアン港までの102.7kmとなる。
 最善の投資効果を確保するため、ターケークからヴンアン港までの区間241,9km分が先行して建設される(ラオス側139.1km、ベトナム側102.7km)。投資額は約28億4000万ドル(約63兆5000億ドン)。その内、ベトナム側の出資額は15億8700万ドル(約34兆ドン)、ラオス側は12億5000万ドル(約27兆2000万ドン)となっている。
 プロジェクトには、63の橋梁(総延長6.9km)、15のトンネル(同37.6km)、8つの駅舎(車両基地1、中間駅3、貨物駅4)が含まれる。ベトナムとラオスの国境地帯は長さ2.3kmのトンネルによって接続される。
 ターケークからヴンアン港までの区間は電化され、時速150km、レール幅1435mm、最小曲線半径1200mm、線路の幅8m以上。
 プロジェクトはラオスとベトナムの鉄道インフラの発展を目的として実施され、ラオスとベトナムの鉄道の連携が強化されることにより、ASEANの経済統合の促進に貢献することになる。

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( 翻訳者:片方明 )
( 記事ID:4358 )