越中が、海上におけるあまりセンシティブでない問題に関して第11回目の交渉を実施
2018年05月21日付 VietnamPlus 紙
2018年5月14日から18日まで、越中間の海上におけるあまりセンシティブでない分野の協力に関する作業部会の第11回会合がハノイで開催された。
ベトナム側作業部会のトップは、外務省国家国境委員会のグエン・マイン・ドン海洋局長である。
中国側作業部会のトップは、外交部国境事務局の馬亜欧高級顧問である。
誠実、友好、友情の雰囲気に溢れ、また視野を拡大する期待の下、双方は、第10回会合から現在までに締結された各種協力プロジェクトの実施状況を点検し、紅河デルタと長江デルタにおける完新世堆積物の比較研究協力プロジェクト、トンキン湾における海洋および島嶼の環境管理に関する研究交流協力プロジェクト、トンキン湾の水産資源保護のための協力実施について積極的に評価し、今後、引き続きこれらの協力プロジェクトを効果的かつ実質的に展開していくとの方針で意見が一致し、同時に、中国が提案する新しいプロジェクトについても意見交換を行った。
また、双方は、海上の救難救助分野における協力に関連する幾つかの内容について意見交換を行い、漁業活動に際し突如事案が発生した場合に関わるホットラインを設置することに同意したほか、より実質的な多くの進展が見られた。
双方は、越中間の海上におけるあまりセンシティブでない分野の協力スキームの役割と意義を高く評価し、両党、両国の指導者間で到達した重要な共通認識と「越中間の海上問題を解決するための指導原則に関する合意」を厳格に実施することで意見が一致し、各々の国のリソースと国際法に見合ったかたちで、引き続き、相互尊重、平等の精神の下、共に利益を有し、着実にかつ効果に協力していくことを強調した。
双方は、作業スピードを加速させ、より多くの成果を達成すべく相互に協力を推し進め、両国と両国国民のため利益を得て、海上の平和、安定の維持に向け実質的に貢献し、越中間の包括的戦略的パートナーシップを一層深化させるよう努めていく。
双方は、2018年末に越中間の海上におけるあまりセンシティブでない分野に関する協力に関する作業部会の第12回会合を中国で開催することで意見が一致した。具体的な日時と場所は外交ルートを通じて調整される予定である。交渉の終了にあたり、双方は会合の議事録に署名を行った。
2018年5月16日、ベトナム外務省において、ファム・サオ・マイ外務大臣補佐官は双方の作業部会メンバーと親しく面会した。
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( 翻訳者:阿部克哉、嘉田浩 )
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