ベトナム中部3省、タイでベトナム観光の魅力を宣伝
2018年05月24日付 VietnamPlus 紙
クアンビン省の自然遺産フォンニャー・ケーバン国立公園における「暗い洞窟」の入口
ベトナムのゲアン省、ハティン省、クアンビン省の中部3省は5月23日、タイ北東部の中心都市ウドーンターニー県で、3省の観光紹介プログラムのイベントを実施した。
これは、ベトナム中部各省間の観光連携協力プログラムの実施における重要な活動の一つで、ベトナム中部3省とタイ東北地方の間の観光協力の潜在力を宣伝し、推進するものである。
プログラムのイベントには、総領事に任ぜられたホアン・ゴック・ソン氏、ゲアン省、ハティン省、クアンビン省の3省の観光局の代表、タイ北東地方各県の観光管理当局の代表、両国の約70の企業、旅行会社、ホテル、そして、多くのタイ在住の越僑(在外ベトナム人)やタイの友人らが出席した。
プログラムのイベントの枠組みの中で、3省の観光局の代表らは、中部、特に3省の潜在力や強みをタイのカウンターパートらに紹介した。
3省は地理的に重要な位置にあり、豊かで独特な自然と長く美しい海岸を持つ、多くの美しい景観を有している。また、クアンビン省の自然遺産フォンニャー・ケーバン国立公園や、ゲアン省とハティン省に残る無形文化遺産「ゲティン地方の民謡ヴィーとザム」のような、ユネスコが認定した世界遺産もある。これらは世界と地域の観光客が行ってみたいと希望する訪問先となっており、タイ人の観光客も惹きつけている。
ベトナムとタイは、陸路(ラオスやカンボジアを経由)、空路、海路によって結ばれており、観光業発展のための協力にはとても有利である。
タイ北東地方各県の観光管理当局の代表によると、有名な景勝地や観光地があり、また様々な宣伝イベントもあることから、ベトナム中部各省はタイ人観光客が好んで選ぶ旅行先になってきているという。
一方、タイ北東地方も毎年のべ数万人のベトナム人観光客を迎え入れている。特に、ナコーンパノム県とウドーンターニー県に広大で美しいホー・チ・ミン主席記念史跡区が整備されてからは多くのベトナム人観光客が訪れている。
プログラムのイベントに際し、両国の企業や旅行会社は名刺交換や商談を行い、各旅行商品を紹介したり、今後の観光ツアーの計画・開発・拡大や観光客交換の協力強化などに関する方策を検討したりした。
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( 翻訳者:片方明、谷津もゑり )
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