2021年より定年年齢を引き上げ
2018年05月26日付 VietnamPlus 紙


 2021年より定年年齢が引き上げ、というのは社会保険政策改革に関する第12期第7回共産党中央執行委員会の第28号-NQ/TW議決の内容の一つである。

◎保険を10~15年納入でも年金が受給可能
・社会保険加入最低年数を現行の20年から15年に削減し、その後10年に短縮する。加入年数が低い高齢の労働者が社会保険の権利を享受できるようにするため。

◎一度で社会保険を享受した場合の権利を縮小
・退職制度のため社会保険の加入期間を保留する場合の権利向上の方針に従い、社会保険を1度に受ける状況を縮小するために、また社会保険を1度に受ける場合の権利を縮小するため、適切な規制を設ける。
・社会保険加入の労働者に長く加入してもらい、平均退職年齢を徐々に引き上げ、早期引退希望者の年金の天引きの割合を上げることを目的とし、各規制を修正する。

◎2021年から、定年年齢の調整を実現
・一般的な定年年齢の引き上げ、定年規定における性差を低減するという目標のもと、2021年から定年年齢の調整が行われる。
・いくつかの特定業界では、労働者は定年を一般的な定年より5年早くないし遅くする権利がある。

◎社会保険強制加入の対象者を4つ加える
・経営責任者
・経営取締役
・給与のない非営利協同組合の取締役、運営者
・フレックス制で働く労働者

◎短期任意社会保険の各パッケージの設置を検討する
・フレキシブルな短期任意社会保険のパッケージは、労働者に対して参加や受給に関する多くの選択肢を提供する。
・任意社会保険の制度を広げ、任意社会保険と強制社会保険の間を便利に移行できるようにし、その後に必要な要件を満たす仕事、収入、給与のある全労働者に対する強制社会保険政策を目指す。


☆具体的な数値目標
・社会保険参加年齢者に対する労働者の割合
 2021年:32% 、2025年:45%、2030年:60%
・失業保険加入年齢者に対する労働者の割合
 2021年:28%、2025年:35%、2030年:45%
・定年後に年金、毎月の社会保険、現行の補助金の受給者の割合
 2021年:45%、2025年:55%、2030年:60%
・社会保険参加者の満足度
 2021年:80%、2025年:85%、2030年:90%

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( 翻訳者:片方明、小泉友佑 )
( 記事ID:4417 )