マレーシア、ベトナムの漁民16人を拘束、漁船3隻を拿捕
2018年05月30日付 VietnamPlus 紙


 マレーシア海上法令執行庁(MMEA)の発表によると、ベトナムの漁民16人と漁船3隻が5月28日、マレーシアの海域における違法操業により、拘束、拿捕された。
 トレンガヌ州MMEAのラヒム・ラムリ長官は、拘束・拿捕は「operasi perkasa timur dan darul iman」作戦を実施中、州都クアラ・トレンガヌから約27〜31海里沖合の海域で行われたと述べた。
 19〜58歳の漁民は全員、同海域での操業許可書を持っていなかった。
 ラヒム長官によると、3隻の漁船はMMEAの目を欺くためマレーシアの国旗を掲げていたが、マレーシアの漁船とは形状が異なるため、MMEAによって発見された。
 また、同漁船は、海洋生態系に深刻な被害を与えるとしてマレーシアでは禁止されている漁網を使用していた。
 MMEAは漁船3隻を拿捕した他、6トン以上もの漁獲物と7000リットルのディセール油を押収し、その価値は約210万リンギット(約50万ドル)相当と見られている。
 マレーシアのベトナム大使館は本事案の確認と対応に当たっている。

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( 翻訳者:中本美希 )
( 記事ID:4444 )