６月27日、ホーチミン市にて、ベトナム公安省刑事警察局と、中華人民共和国公安部刑事偵査局が会議を開き、2018年の人身売買犯罪の取締強化期間実施に関する会議を行った。
　ベトナム公安省刑事警察局局長のチャン・ゴック・ハー大佐と、中華人民共和国公安部刑事偵査局の陳士渠副局長が、会議の共同議長を務めた。
　会議における報告によると、ベトナム・中国間の国境線上にて、人身売買の犯罪者たちは、両国間の経済的、政治的、文化的、社会的に良好な伝統的関係や開放政策並びに国際経済参入政策、国境地域に昔からある民族や親族の関係を悪用して罪を犯しているという。
　毎年、ベトナムの各機関は約400件もの人身売買事件を発見・処理するが、その主なものは、中国側に売られる人身売買の犯罪である。
　会議において各代表者は、両国間の人身売買犯罪防止対策強化期間の実施における重点的な活動の内容について話し合い、合意した。
　今後も、ベトナムから中国側に国境を越えて売る人身売買犯罪は複雑化して行われる傾向にあり、増加する危険が潜在している。特に違法な結婚や強制労働、強制売春のための婦女売買、子供の売買・誘拐を行うブローカーを通した人身売買犯罪が増える危険性をはらんでいる。　
　この犯罪に効果的に歯止めをかけるため、ベトナムと中国は、緊密な連携業務を引き続き維持し、それぞれの国の全領土で人身売買犯罪の取り締まり強化期間を実施する。実施期間は、７月１日から９月30日までである。

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https://www.vietnamplus.vn/trung-quoc-ban-giao-cho-viet-nam-be-4-thang-tuoi-bi-ban-sang-bien-gioi/473201.vnp

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（ 翻訳者:小泉友佑 ）
（ 記事ID:4499 )