ベトナム国防省は10月11日ハノイで、2018年ベトナム国防白書に関する学術シンポジウムを開催した。
　党中央委員、中央軍事委員会常任委員、国防次官、国防白書編纂・出版・公表指導委員会委員長を務めるグエン・チー・ヴィン上将がシンポジウムを主宰した。
　シンポジウムには、レ・クアン・ヴィン党中央事務局次長、書記局常任秘書官、ファム・ゴック・ミン上将、ベトナム人民軍副総参謀長、国防白書編纂・出版・公表指導委員会副委員長の他、外務省・国防省など関係機関の代表、軍内外の研究者らが出席した。
　シンポジウムで演説したグエン・チー・ヴィン上将は、「2018年ベトナム国防白書は、ベトナム共産党及び中央軍事委員会の軍事認識、軍事路線、国防政策を宣伝するためのものであり、人民国防の確立、人民軍隊の建設、国防面での対外協力、武装勢力の戦闘力をはじめ総合的な質の向上のためのものである。また、すべてのレベル、分野、幹部、兵士、人民が新たな状況下における祖国防衛の任務に関する認識を高めるための、国防、党の軍事路線、国家の国防政策に関する教育的な資料でもある」と強調した。
　さらに、グエン・チー・ヴィン上将によれば、2018年ベトナム防衛白書は、ベトナムの国防を世界の各国に対し明白に公開するためのものであり、同時に、国防面での対外活動や、すべてのレベル、分野、全人民、特に現在の若者に対する国防、党の軍事路線、国家の国防政策に関する教育に使用される公式な資料でもある。

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（ 翻訳者:小泉友佑 ）
（ 記事ID:4577 )