ベトナム企業は引き続きダム決壊の影響を受けているラオスの人々を支援
2018年10月17日付 VietnamPlus 紙
アッタプー県での水力発電ダム決壊事故後に洪水区域から疎開する人々
ラオス駐在ベトナム通信社の記者によれば、10月17日の午後、首都ビエンチャンにあるラオス労働社会福祉省本部にて、Indo Tran社のラオス支社は、7月末にアッタプー県のセピアン・セナムノイダム崩壊の影響を受けたラオスの人々を引き続き支援して、早急に生活を安定させるために1万2300米ドルを寄付した。
Indo Tran社の社員、役員らを代表して、Indo Tran社のグエン・スアン・ミン・トゥアンラオス支社長は、ベトナムとラオスには長い間、伝統的な団結や友好関係があり、両国の人々は互いにいつも思いやり、いつも一家の兄弟のようにお互いを思ってきた、と述べた。
このほどのラオスの国全体での洪水災害は、人々や財産にとって大きな損害を引き起こした。特にアッタプー県の人々はいまだに困難に直面している。
ラオスで経営を行なっている企業の一つであるIndo Tran社は「米粒を折半し、野菜を分け合う」という伝統のもと、ラオスの人々が背負わざるを得ない困難を共に分け合いたいと望み、「空腹時の一口は満腹時の一包みに勝る」という精神にのっとり、Indo Tran社はラオスの被害にあった地区の人々が、生活を安定させるためにあらゆる困難を乗り越える力を得られるよう助けになりたいと望んだ。
ラオス労働社会福祉省のカムペング・サイソムペング大臣は、ラオス政府と国民に代わって、Indo Tran社の役員、社員らの誠実な支援に感謝の意を述べた。そして、数か月間にわたって、ベトナムの党、国家や国民による誠意があり迅速なラオスの国民に対する支援への感謝とともに、ベトナムの国民も重大な自然災害に直面しなければならなかったにも関わらず、「破れの少ない葉が、破れの多い葉を覆う」という精神でラオスの国民を援助したことを強調した。
ベトナムの国民の誠実な援助や、Indo Tran社の役員、社員らの誠実な支援は、被害に遭ったラオスの人々が困難を乗り越え、生活を早く安定させるために力を与え、原動力となる。
ラオス・ベトナム両国民間の伝統的な団結、絆、互いへの親愛をもって、両国民は今までも、そしてこれからもどんな状況でも共に歩むだろう。カムペング・サイソムペング大臣はこの支援金を洪水災害に遭った地域に可能な限り早く届けることを約束した。
Indo Tran社は物流サービスや戦略を提供する会社であり、本社はホーチミン市にある。同社はカンボジア、ラオス、タイ、ミャンマーの4か国に海外事務所を持つ。
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( 翻訳者:佐藤明子、谷津もゑり )
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