ベトナム─カンボジアの友好モニュメントは両国の友情を証明
2018年10月20日付 VietnamPlus 紙


 カンボジア駐在のベトナム通信社の記者によれば、10月20日にカンボジアはベトナム─カンボジア友好碑落成式をタイ湾に面した平穏な港湾都市であるケップ州の州都ケップにて執り行った。これは 、11番目に建てられた友好碑で、カンボジアのフンセン首相とベトナムのグエン・スアン・フック首相の指導によるものだ。
 式にはマエン・サムオーン副首相・上院─下院関係相・国家─監査相・カンボジア祖国発展団結戦線副主席・カンボジア・ベトナム友好協会会長が出席した。ベトナム側からはカンボジア駐在ベトナム大使館のブー・クアン・ミン大使、在カンボジアベトナム国防武官とともにケップ州の領事管轄区域を担当するグエン・テー・クオン総領事が参加した。
 前日の午後から続く土砂降りの雨の中式典は行われたが、指導者や幹部、武装部隊、大学生、生徒、児童、ケップ州の住民といった多くの人々が、モニュメントの完成式を見るために会場に集まった。
 式典でのスピーチでは、ヘン・サムリン国会議長・カンボジア人民党名誉議長・カンボジア祖国発展団結戦線国家評議会議長の代理として、マエン・サムオーン副首相が、落成式を主催できた喜びと栄誉について述べた。モニュメントの建設と完成は、[ポルポト派による]虐殺からカンボジア民族を救い出し、国を解放するために命を犠牲にしたベトナムの志願兵やカンボジアの愛国的な兵士を思い出し、大きな功績に感謝するためであることを、確認した。
 マエン・サムオーン副首相は、モニュメントはまさに、共に団結し、力を合わせて解放し、今日のような発展を遂げるカンボジアに復興させてきた両国の軍と国民の間の友情を証明するシンボルである、と強調した。
 国防担当武官の グエン・アイン・ズン大佐は、「カンボジアの省や都市でのベトナム・カンボジア友好碑の修復や新たな建設の指導に関する両国のハイレベル指導者の合意は、両国の軍・国民の間の良好な伝統的友好関係の友情を示し育むためである」と確認した。

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https://www.vietnamplus.vn/thuc-day-quan-he-viet-namcampuchialao-trong-boi-canh-moi/529951.vnp

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( 翻訳者:杉崎花恵 )
( 記事ID:4597 )