海外メディアが書記長の国家主席選出について報道
2018年10月24日付 VietnamPlus 紙
2016-2021年の任期のベトナム社会主義共和国主席となるグエン・フー・チョン書記長が、国会と全国の同胞・有権者を前にして就任宣誓式をおこなう
2016-2021年の任期のベトナム社会主義共和国主席となるグエン・フー・チョン書記長が、国会と全国の同胞・有権者を前にして就任宣誓式をおこなう

 10月23日、第14期国会により、ベトナム共産党中央執行委員会グエン・フー・チョン書記長がベトナム社会主義共和国国家主席職に選出されたことについて、同日、多くの海外メディアが大きく取り上げた。
 新華社通信はチョン書記長・国家主席の経歴を掲載すると同時に、国家主席の着任宣誓式において、「国会と人民から信頼を得て、親愛を受け、この任務を承ったことを喜ばしく思う。国家に対する自らの重責をいかにしっかり果たしていくかを案じている」と述べたことを伝えた。
 新華社通信はまた、中国の習近平総書記・国家主席がチョン書記長の国家主席職選出を祝い祝電を送った。
 (キューバの)プレンサラティーナも、ベトナムの憲法、国会の規定、党中央執行委員会第8総会の決議を遵守し、無記名投票の形式を経て、チョン書記長が国会により国家主席職に選出されたことを大きく取り上げた。
 プレンサラティーナは、キューバ共産党中央委員会ラウル・カストロ第一書記、国家評議会議長兼閣僚評議会議長のミゲル・マリオ・ディアス=カネル・ベルムーデス氏が、チョン書記長・国家主席に祝電を送ったことを報じた。
 同日、イタルタス通信(ロシア)は、ウラジミール・プーチン大統領がチョン書記長・国家主席へ祝電を送ったことを伝えた。
 祝電の中で、プーチン大統領は「ベトナム国会の投票結果は、この間、同志が党と国家の指導者として務める中で高い威信を得たことを証明したと同時に、ベトナムの経済・社会の発展と国際的地位向上における同志の功労を認めたものだ」と強調した。
 プーチン大統領はまた、ベトナムとロシア連邦の両国が包括的戦略的パートナーシップ強化のための努力を共に続けていくと確信すると述べた。
 インドのラーム・ナート・コーヴィンド大統領も熱烈な祝意を伝える祝電を送った。
 祝電の中で、コーヴィンド大統領は、インドはベトナムとの友情を極めて重視しており、両国は多くの共有利益を共有しており、インド・太平洋地域の平和、安定、繁栄の促進に貢献するための重責と大きなチャンスが待ち受けていると強調した。
 コーヴィンド大統領は、11月のベトナム訪問は、必ずや双方の政治的信頼をより一層強化し、両民族の利益のため包括的戦略的パートナーシップを深化することにつながるだろうと確信すると述べた。
 この機会に、コーヴィンド大統領はチョン書記長・国家主席個人に向け、健康を祈念する言葉を送った。また、ベトナム人民が、引き続き繁栄し新たな功績を収めるよう祈念すると述べた。
 同日、インド共産党マルクス主義派(CPI-M)のシタラム・イェチュリ書記長もチョン書記長の国家主席職選出を祝福する書簡を送った。
 書簡において、イェチュリ書記長はチョン同志とベトナム共産党が、国家を平和、繁栄、発展の道に導くための努力をする中で多くの成功を得られるよう祈念すると述べた。
 インド共産党マルクス主義派は、チョン書記長・国家主席の指導の下、ベトナムが社会主義建設の過程で進歩を続け、両党、両国、両民族間の関係がより一層強化されることを希望すると述べた。
 一方、インド共産党(CPI)のスラヴァラム・スダカル・レディ書記長もチョン書記長の国家主席職選出を祝福する書簡を送った。
 スラヴァラム・スダカル・レディ氏は、このことは、ベトナム共産党の指導的役割に対するベトナム人民の意志、願望、信頼を反映した、ベトナム政治における重要な出来事であると評価した。
 インド共産党は、チョン書記長・国家主席の指導の下、ベトナムはより力強く発展し、世界の平和と安定の維持において重要な役割を果たすものと確信すると述べた。
 書簡には次のような文がある。「我々は閣下の指導の下、両党間の関係と両国の包括的戦略的パートナーシップが一層強固なものとなると確信する」
 同日、AFP通信(仏)、ロイター通信(英)、AP通信(米)、共同通信社(日)など、各国の多くのメディアがチョン書記長の国家主席選出を大きく取り上げた。
 AFP通信は、チョン書記長・国家主席は新たな地位に就いた後も、現在の汚職との戦いを継続するだろうという専門家の発言を引用した。
 その他の各国の大手メディアもチョン書記長・国家主席の経歴と功績を掲載した。

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( 翻訳者:野村純太 )
( 記事ID:4601 )