マレーシアの裁判所、ドアン・ティ・フオン被告への対質尋問を延期
2018年11月07日付 VietnamPlus 紙
8月16日、マレーシア、クアラルンプール郊外のシャー・アラム高等裁判所にてドアン・ティ・フオン被告を護送する警察
11月7日、マレーシアのセランゴール州にあるシャー・アラム高等裁判所は、キム・チョルという氏名のパスポートを持った北朝鮮国民の殺害事件に関する裁判の容疑者らに対して、新たな裁判日程を通知した。
在クアラルンプールのベトナム通信社の記者によると、ドアン・ティ・フオン容疑者の対質尋問は、2019年の3月11日から4月までのうちに14日間行われるとされる。
一方、インドネシア国籍のシティ・アイシャ容疑者の対質尋問は1月7日から10日間である。
それに先だち、8月16日、同じシャー・アラム高等裁判所で、裁判長を務めるアズミ・ビン・アリフィン判事は、ドアン・ティ・フオン容疑者とシティ・アイシャ容疑者に反対し、「起訴側は『議論の余地のない証拠』を示した」と結論を出した。
そして、判事は、最終判決を出す前に、上記の対象者への対質尋問を更に実施すると決定した。
ドアン・ティ・フオン容疑者に対する対質尋問は、最近発表されたスケジュールより早い、2019年の1月と2月に行われる、と[予定]されていた。
裁判におけるドアン・ティ・フオン被告の通訳であるマリダム氏は、フオン被告は健康であり精神状態も依然として安定していると述べた。裁判の30分後に被告は同じくセランゴール州にあるカジャン女性刑務所へ、警察の手によって連れ戻された。
公民キム・チョルは、2017年2月13日にクアラルンプール国際空港で殺害された。殺害のあった直後、マレーシア警察は、数人の容疑者を逮捕した。その中には、インドネシア国籍のシティ・アイシャ被告とベトナム国籍のドアン・ティ・フオン被告もいた。
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( 翻訳者:広瀬ないる )
( 記事ID:4635 )