ベトナムの留学生、アメリカ経済に8億8100万米ドルの「貢献」
2018年11月14日付 VietnamPlus 紙
国際教育研究所(IIE)の発表した年次報告書「Open Doors」から引用して、11月14日にアメリカ大使館が提供した情報によると、同国内のベトナム人留学生の数は17年間増え続けている。
学校年度2017年度の、アメリカへの留学生の人数に関する主要国リストの中で、ベトナムは2016年度に比べて8.4%にあたる1万8,887人増の2万4,000人となり、引き続き6番目となった。
年次報告のデータはまた、アメリカ人大学生にとってベトナムはより身近な留学先へと成長し続けていることを示している。2016年度、ベトナムは1,147人の留学生をアメリカから受け入れた。
上記のような[ベトナムからアメリカへの]留学生の人数により、ベトナム人留学生はアメリカ経済に8億8100万米ドルの貢献をもたらした。
この年次報告はまた、2017年度にアメリカにやってきた留学生の数は100万人以上おり、前年度より1.5%増加したとしている。現在、外国人学生は、アメリカにおける大学生総数のうち5.5%を占めている。
工学、ビジネス、経営、数学とコンピューターサイエンスが、2017年度の留学生が最も多く学んだ専攻分野となった。数学とコンピューターサイエンスの専攻者は最も急速に増えていて、2016年度に比べて11.3%の増加となり、それに続くのは、法と法執行専攻者で10.4%の増加となっている。留学生の受け入れが最も多い州は、カリフォルニア州、ニューヨーク州、テキサス州、マサチューセッツ州、イリノイ州、ペンシルベニア州、フロリダ州、オハイオ州、ミシガン州、そしてインディアナ州となった。
年次報告書「Open Doors」は、アメリカの国務省と教育省との間のイニシアティブによる国際教育週間に毎年発表されている。
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https://www.vietnamplus.vn/co-hoi-du-hoc-my-theo-chuong-trinh-hoc-bong-global-ugrad/534166.vnp
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( 翻訳者:広瀬ないる )
( 記事ID:4644 )