11月19~21日開催の越中国境国防友好交流
2018年11月14日付 VietnamPlus 紙
記者会見の光景
11月14日午後、ハノイにて、第5回越中国境国防友好交流の開催について説明する記者会見が行われた。
記者会見には、グエン・ヴァン・ドゥック上将・ベトナム人民軍政治総局宣伝訓練局長、グエン・ダイ・ホイ上将・同対外局副局長、ヴァン・ゴック・クエ大佐・同国境部隊司令部副政治局長が出席した。
第5回越中国境国防友好交流のプログラムでは、11月19~21日の期間中、ベトナム側のカオバン省カオバン市フックホア県及び、中国側の広西チワン自治区の崇左市竜州県で開催される予定である。
ベトナム代表団は、ゴ・スアン・リック大将・党政治局員・中央軍事委員会副書記・国防大臣が団長を務める。中国代表団は、魏鳳和中将・党中央軍事委員会委員・国務委員、国防部長が団長を務める。
ドゥック局長が強調するところによれば、越中国境国防友好交流は、両国の地方政府間、国民間および国境防衛部隊間の友好関係と団結心を醸成し、それを通して、両国、両国軍の関係が安定的かつ持続的に発展するよう政治的信頼を深め、平和、友好、長期発展の国境について両国国民の信頼を構築し強化することに貢献すると同時に、越中関係を歪曲するような論調を打ち崩すための闘争を行うものである。
交流プログラムには、中国とベトナムにおいて開催される各種活動もある。
中国における活動として、水口出入境ゲートでのベトナム代表団の歓迎式典と国旗掲揚式典、河川での共同パトロールの立会い、水口鎮国境警備大隊への訪問、水口鎮にある学校への見学、ホーチミン主席記念館の見学、越中国境国防友好交流プログラム実施5年間の総括と会談が行われる。
ベトナムにおける活動では、ター・ルン出入境ゲートにおける中国代表団の歓迎式典から始まり、ター・ルン友好文化センターの開所式典、カオバン省フックホア県と広西チワン自治区崇左市竜州県間の友好関係樹立5周年記念式典などの活動が行われ、災害・疫病時の支援に際する共同訓練、友好の集い、文化・文芸の交流が開催される。
これまでに、越中の両党、両国、両軍間の関係は維持され、積極的に発展の歩みを進めて来た。双方は、両国のハイレベル指導者間の共通認識と国防協力を含む二国間の協力合意の実施に注意を払い、これを推し進め、着実な効果を達成してきた。
両国の国境防衛部隊間協力はより一層深まり、越中間の陸上国境が平和、安定、発展するよう築き守るべく、積極的に貢献している。
2018年は、越中国境国防友好交流の開催するという構想が提起されてから5周年の節目にあたる。国境国防友好協力プログラムは、引き続き、両国国防省の指導部、地方政府、両国の国境地域住民から高い評価を得た、大きな政治的意義を有する重要な活動であることが確認されている。
記者会見において、対外局と国境国防司令部の代表は、各報道機関による幾つかの質問に回答を行った。
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( 翻訳者:小泉友佑 )
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