12月10日、イエンバイ省当局は、2018年８月、チャンタウ県における人身売買罪の容疑で、共にハザン省シンマン県ナンマ社在住のタオ・セオ・シー容疑者（1992年生）チャン・セオ・フー容疑者（1977年生）の２人を逮捕、告訴し、立件した。
　捜査機関の資料によると、2018年、タオ・セオ・シー容疑者は中国に出稼ぎに行っていた時、知らない男から、中国に連れてきて売るための女性を探してほしいともちかけられたという。
　2018年８月初旬、シー容疑者はスン・ティ・Ｓさん（1998年生、イエンバイ省チャンタウ県在住）と親しくなることができた。
　Ｓさんに結婚して妻になってほしいともちかけ、Ｓさんがそれに同意すると、シー容疑者は、チャン・セオ・フー容疑者とＳさんを中国に連れて行き4000万ドン〔訳者注：およそ18万円〕で売り、前金2000万ドンを受け取った。容疑者２人は一人1000万ドンずつに分け合ってから帰宅した。
　Ｓさんは、中国人男性の妻になってから20日後、幸いにも逃げ出すことができ、当局にシー容疑者とフー容疑者の行為について告発した。
　イエンバイ省当局は現在、法律の規定に従って厳正な処理をするために〔真相を〕明らかにするべく捜査を続けている。

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（ 翻訳者:林弘晃 ）
（ 記事ID:4688 )