12月27日午後、教育訓練省は記者会見で新普通教育課程を正式発表した。それによれば、新普通教育課程には総合教育課程と、科目、教育活動課程が含まれる。
　この教育課程は、基礎教育段階(１年生から９年生)と職業指導教育段階(10年生から12年生)の二段階に分割される。
　小学校教育の内容には、必修の11の科目と教育活動が含まれる。
　学習科目は以下を含む；ベトナム語。算数。道徳。第１外国語(３年生、４年生、５年生)。自然と社会(１年生、２年生、３年生)。歴史と地理(４年生と５年生)。科学(４年生、５年生)。情報とテクノロジー（３年生、４年生、５年生)。体育。芸術(音楽、美術)。体験活動と２つの自由選択科目（少数民族言語、第１外国語（１年生、２年生））。授業時間は午前と午後で、毎日７時限以内、１時限35分となる（午前・午後授業の実施条件に満たない学校のためのガイドラインあり）。
　中学校教育の内容には、必修の12の科目と教育活動が含まれる。
　学習科目は以下を含む；国語。数学。第１外国語。公民教育。歴史と地理。自然科学。テクノロジー。情報。体育。芸術(音楽、美術)。体験活動・職業指導。地方ごとの教育と、２つの自由選択科目（少数民族言語、第２外国語）。授業時間は午前か午後で、半日あたり５時限以内、１時限45分となる（一日に午前と午後の授業を実施する条件を満たしている学校にはガイドラインあり）。
　普通中学教育〔高校教育〕の内容には必修の７つの科目と教育活動が含まれる。学習科目は以下を含む；国語。数学。第１外国語。体育。国防安全教育。体験活動、職業指導。地方ごとの教育と、２つの自由選択科目（少数民族言語、第２外国語）。３科目コースから選ぶ５つの自由選択科目（各科目コースから最低１科目以上）；社会科学コース（歴史、地理、経済・法律教育）。自然科学（物理、化学、生物）。テクノロジー・芸術コース（テクノロジー、情報、美術）。授業時間は午前か午後で、半日あたり５時限以内、１時限45分となる。（午前・午後の授業の実施条件を満たしている学校のためのガイドラインあり）。
　記者会見での発表で、教育訓練省中高教育局のヴ・ディン・チュアン局長によれば、新普通教育課程は、「現代化、効率化、質の保証、低学年の学習科目の高度な統合と高学年の学習科目の漸次分化、必須科目の削減、自由選択活動・テーマ別科目の増加の方針に沿って普通教育内容を構築し標準化する」という党中央第29号決議に提示された任務に対応しているという。
　「全面的な教育の質の向上、理想・伝統・道徳・生活・外国語・情報学・実践する能力・技術、知識の実践への運用の教育の重視」という目標の実現にあたり、各科目、教育内容の選択・調整を簡単で実践に則したものとし、児童・生徒の質と能力を伸ばすための積極的な教育技術・手法の実施を円滑にする。
　「中学校以降の進路選択の強化。高校は職業に接続し、質の高い高校以降の学習段階の準備をしなければならない」という目標の実現にあたり、教育内容は、低学年で〔科目を〕統合し高学年でそれらを職業の方向性に従って分化していくように設計されている。実践に即した教育活動の実施を円滑にし、それにより児童・生徒の能力を伸ばすためである。
　チュアン氏によれば、新普通教育課程は人々や専門家から寄せられた意見をもとに同省によって完成されており、正式な施行の前に各学校で試験的に実施されたという。
　新課程の適用順序は以下の通りだ；2020−2021〔学校〕年度は１年生が対象、2021−2022年度は２年生と６年生が対象、2022−2023年度は３年生と７年生と10年生が対象、2023−2024年度は４年生と８年生と11年生が対象、2024−2025年度は５年生と９年生と12年生が対象。
　各教科の新課程に関する詳細は、以下URLにて教育訓練省のウェブページで具体的に公表されている（http://www.moet.gov.vn/Pages/home.aspx）。


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（ 翻訳者:嘉田浩 ）
（ 記事ID:4721 )