祖国の本土最東端で2019年最初の国旗掲揚式典
2019年01月01日付 VietnamPlus 紙
国旗掲揚式典の光景
1月1日、フーイエン省人民委員会は2019年最初の国旗掲揚式典を厳かに開催し、ムイディエン(ディエン岬/ドンホア県、ホアタム社)に今年初めての観光客を迎えた。ここは本土の最東端であり、ベトナムで最初に夜明けの陽光を迎える場所である。
雨にも関わらず、300人以上の幹部、武装勢力の兵士、人民、そして観光客が高揚しながら式典を待ち、参加した。祖国の旗の下、ベトナム人としての誇りと2019年の新年を迎える歓びの感動の中、参加者全員がともにベトナムの国歌を声高らかに斉唱した。
祖国の本土最東端での年初の国旗掲揚式典への参加が2回目だという、フーイエン省トゥイホア市のフイン・ゴックさんは、「私たちのグループは、本土で最初の朝日を迎えるため、朝早くからムイディエンに来ました。新年最初の国旗掲揚式典が今日行われるという情報を知り、そのまま残り、参加しました。私は新年最初の日にみんなで国歌を声高らかに歌うことができ、とても誇らしく感じました」と語ってくれた。
ムイディエンに初めて来たという観光客の一人で、ホーチミン市のグエン・ヴァン・トアンさんは、「私は、とても興味深いものがたくさんあるフーイエン省で2019年の新年を迎えられ、とても嬉しいです。祖国の本土最東端での国旗掲揚式典もその一つです。雨でしたが、ここの景色はとても美しかったです。新年最初の日に、お花とお祝いの言葉をいただけて、とてもラッキーです」と嬉しそうに語った。
ムイディエンの新年の国旗掲揚活動は、フーイエン省が愛国心や民族独立の誇りの精神を教育する目的で開催している。フーイエン省は、国旗掲揚式典の他、有名な国の名勝バイモン・ムイディエン(モン海岸、ムイ岬)を初めて訪れた観光客100人以上の歓迎式も開催している。
フーイエン省人民委員会のファン・ディン・フン副委員長は、新年の国旗掲揚式典は、党の設立記念日(2月3日)、テト・新春、そしてフーイエン省再設立30年(1989~2019年)を祝う一連の行事の一環で、そのスタートを切るイベントだと述べた。フーイエン省の人民委員会は、このイベントが意義あるものであり、観光客により魅力的なものとなるよう、活動を維持していくとともに、文化や芸術のプログラムを増やしていくとしている。
ここ数年、フーイエン省の観光業はより魅力的になり、観光商品も日々豊富になり、質も向上している。2018年にフーイエン省を訪れた観光客のべ160万人と急増している。
この記事の原文はこちら
( 翻訳者:福原百那 )
( 記事ID:4729 )