現在から2019年８月末までの雨量と洪水は今までとは異なる点がある、と天然資源環境省は発表した。北部では洪水が早く、たくさん発生する一方で、中部と南部では干ばつと塩害の危機があるということである。
　北部は、特に４月と５月の北西部で、〔雨量が〕およそ15％から30％ほど少ない可能性がある。
　2019年５月～８月以降、北部の各河川では多くの氾濫がおきる見込みで、各川での洪水のピークは警報レベル１～警報レベル２、小さな川では警報レベル３である。
　鉄砲水と土砂崩れは雨と洪水のシーズン始めの早い時期から起こる可能性がある。多くの鉄砲水と土砂崩れが、北西部山岳地方で集中して発生する予想だ。
　中部と中南部の沿海地域の各省では、2019年の乾季が、2019年の８月まで長引く可能性があり、中部中央部と中南部各省の河口地域で海水の浸入や水不足、干ばつが起こる危険が大いにある。
　南部平野部に侵入する海水の水位はこれまでの年の平均や、2018年と比べても高いレベルになるかもしれない。
　南部の平野地域では依然として干ばつと塩害を防止する活動を主体的に行う必要がある。

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（ 翻訳者:伊藤千恵美 ）
（ 記事ID:4792 )