国家学術シンポジウム「ホーおじさんが西北地方を訪れて60周年」
2019年05月04日付 VietnamPlus 紙
各参加者たちは共に、ホーおじさんが西北地方を訪れて60年になることに関する学術的、歴史的、理論的、実質的な内容について話し合った。
各参加者たちは共に、ホーおじさんが西北地方を訪れて60年になることに関する学術的、歴史的、理論的、実質的な内容について話し合った。

 5月4日、ソンラー省の西北大学は、「ホーおじさんが西北地方を訪れて60周年」という国家学術シンポジウムを開催、省内外から訪れた研究者と共に大学の幹部、教員、学生など300人以上の参加者が出席した。
 60年前の1659年5月7日、ディエンビエンフーの戦いでの勝利から5周年、タイ−メオ自治区成立から4周年として、ホーおじさんと中央からの代表団は西北地方を訪れ、ソンラー省トゥアンチャウ県において幹部や兵士、西北地方の各民族の同胞と話し合った。
 これは、政治社会史的に見て、ソンラー省、ひいては西北地方の党、地方政府、各民族人民にとって栄誉であり大きな誇りであり、特に重要な意義を持った出来事である。 
 西北大学の学長であるディン・タイン・タム博士は、シンポジウムは我々が、ホー・チ・ミン国家主席の偉大な思想と同様に、党と、以前はタイ−メオ自治区であった西北地方各省の諸民族の人民とが過去60年間絶え間なく努力して達成することができた成果の価値を評価し確認する機会であるとことを強調した。 
 シンポジウムはまた、特に若い世代に、国を愛し、社会主義を愛し、民族への誇りを持ち、独立への志を持つという教育宣伝を行う機会でもあった。
 シンポジウムでは、参加者は「少数民族同胞に対するホーおじさんの心」、「山岳地における少数民族幹部養成に関するホー・チ・ミン思想」、「1958年から1961年までの西北地方での協調化活動とホー・チ・ミン国家主席」、「1961年から1965年までのソンラー省における同胞の開墾とホー・チ・ミン思想に従った双方の団結実現」、「ソンラー省はホー・チ・ミン思想に従った文化的アイデンティティを継承し、活かしている」、「ホー・チ・ミン思想に従ったムオン族シャーマンの文化的価値を保護し、活かす上での問題点」を含む、6つの論考を聞いた。
 論考を通し参加者たちはまた、ホーおじさんが西北地方を訪れた当時の大きな想い出を追憶し、同時にこの出来事に関する学術的、歴史的、理論的、実質的内容について意見交換を行った。
 西北大学の第57期歴史地理学科の学生ホアン・ラン・フオンさんは、国家シンポジウム「ホーおじさんが西北地方を訪れて60周年」に出席することができたことの喜びと光栄について述べた。
 「私にとってこのシンポジウムはとても意義があり、有益なものでした。シンポジウムを通して私は、西北地方の各民族同胞に対するホーおじさんの思想や心をより充分に、深く認識することができました。
 ホーおじさんの思想や気持ちは今日までずっと尊重され、維持され、活かされています。それはわたしのような若い世代にとって、勉強や仕事を頑張ろうとする意欲になっています」。
 国家シンポジウム「ホーおじさんが西北地方を訪れて60周年」は、ホーおじさんと中央からの代表団がソンラー省を訪れ、幹部、兵士、西北民族の同胞たちと話をした日から60周年記念を祝うにふさわしい実質的な活動の1つであった。

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( 翻訳者:須賀麻莉子 )
( 記事ID:4809 )