グエン・スアン・フック首相、ロシア、ノルウェー、スウェーデン訪問へ
2019年05月20日付 VietnamPlus 紙
グエン・スアン・フック政府首相と令夫人
計画によると、5月20日の午前、グエン・スアン・フック政府首相と令夫人はベトナムのハイレベル代表団とともにハノイを出発し、ロシア連邦、ノルウェー王国、スウェーデン王国を公式訪問する。
それぞれの訪問は、ロシアのドミートリ―・メドベージェフ首相、ノルウェーのエルナ・ソルベルグ首相、スウェーデンのステファン・ロベーン首相の招待により行われるものである。
フック首相とチャン・グエット・トゥー夫人に同行するのは、チン・ディン・ズン副首相、マイ・ティエン・ズン政府官房長官(大臣級)、チャン・トゥアン・マイン商工大臣、チュー・ゴック・アイン科学技術大臣、グエン・ホアン・アイン国家資本管理委員会委員長である。
上記ハイレベルの訪問には、国防省のべー・スアン・チュオン副大臣、公安省のブイ・バン・ナム副大臣、ゴ・ドゥック・マイン駐ロシア大使、外務省のトー・アイン・ズン副大臣、農業農村開発省レ・クオック・ゾアン副大臣、計画投資省のグエン・ヴァン・ヒエウ副大臣、文化スポーツ観光省のチン・ティ・トゥイ副大臣と、若干の省庁、部門、地方の指導者も参加する。
なお、ロシア連邦公式訪問に際しては、商工省のホアン・クオック・ブオン副大臣、財務省のチャン・スアン・ハー副大臣、建設省のレ・クアン・フン副大臣、情報通信省のファン・タン副大臣が参加する。
5月20日から23日にかけて行われるフック首相のロシア連邦公式訪問は、2019年と2020年が、ベトナムとロシア間の友好関係の基本原則に関する協約を締結してから25周年(1994-2019)の機会にあたり、両国が、ロシアにおけるベトナム年、ベトナムにおけるロシア年をそれぞれ開催すること、また、二国間外交関係樹立70周年(1950-2020)の機会にあたるといった背景を元に行われるものである。
訪問ではベトナムが、ベトナムとロシアの間の伝統的友好関係と、包括的戦略的パートナーシップを重視していること、また、あらゆる分野、特に経済、貿易及び投資の分野における協力関係を強力に推進することを確認する。
5月24日から26日にかけて行われるフック首相のノルウェー公式訪問は、両国間の力強い関係を再確認し、伝統的友好的な精神をさらに深め、ノルウェーとベトナムの間の協力関係がより実質的かつ効果的になるよう強化することを目的とする。これもまた、1999年以降初めてのベトナムの首相によるノルウェー公式訪問である。
訪問は、ベトナムとノルウェーの間の外交関係樹立から50周年記念(1971-2021)を迎える節目に行われる。48年前、ノルウェーはベトナムとの外交関係をはじめて正式に樹立したヨーロッパ諸国のうちの一つである。
今回の海外訪問プログラムのうち、5月26日から28日にかけて行われるフック首相のスウェーデン公式訪問の目的は、両国のハイレベル指導者と両国国民が、過去50年の間に確立し全力で育んできた良好な伝統的友好協力関係を強化し絶えず発展させていくことを、ベトナムとして常に重視していることを引き続き確認することにある。注目すべきは、今回のフック首相の訪問は、首相レベルのスウェーデンへの訪問として20年ぶりとなる出来事であることである。
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( 翻訳者:大久保満理 )
( 記事ID:4828 )