インドネシア国家警察、キフラン・ゼンが殺人計画の標的定めたと見る
2019年06月12日付 Kompas 紙
銃不法所持の疑いで警察の取り調べを受けたキブラン・ゼン容疑者
ジャカルタ、kompas.com配信
警察は、違法銃器の所持および国家的重要人物4人と調査機関理事1人の殺人計画の疑いにおけるキフラン・ゼン容疑者の役割を暴いた。
キフラン容疑者の役割は、目撃者による証言、加害者、および多くの物証より明らかになった。
「実態、証言、物証、また手がかりや彼ら自身の自供によると、彼らは4人の国家的重要人物及び調査機関理事に対する計画殺人の実行を企てたと言える」とジャカルタ州警察政治犯罪特捜部副長官アデ・アリ・シャム氏は火曜日に政治法務治安担当調整大臣府で行われた記者会見において述べた。
キフラン容疑者は、通称IのHK容疑者と、AZ容疑者を殺害する者を探すよう指示した疑いがかけられている。キフランは拳銃を複数丁買うために、HK容疑者に1億5000万ルピアを渡したとされる。
アデ副長官によると、キフラン容疑者は4丁の拳銃を手に入れた後、さらにもう1丁用意するようHK容疑者に指示したという。
キフラン容疑者はまた、殺人の標的を4人の国家的重要人物と1人の調査機関理事と定める役割を担ったことが疑われている。
その4人の標的とは、政治治安調整相ウィラント氏、海事調整大臣ルフト・ビンサル・パンジャイタン氏、国家情報庁長官ブディ・グナワン氏、治安・情報部門大統領特別職員ゴリエス・メレ氏である。
一方、調査機関理事のユナルト・ウィジャヤ氏も標的となった。
「キフラン・ゼン容疑者は、特に調査機関理事を対象とした偵察を行うため、IR容疑者に500万ルピアを渡した」とアデ氏は述べた。
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( 翻訳者:平尾壮 )
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