外国人を旅行ガイドとして用いた場合9,000万ドンの罰金
2019年05月24日付 VietnamPlus 紙
外国人観光客に文廟を紹介するガイド
このほど、観光分野における行政違反の処分について規定した政令が制定された。政令によると、ベトナムで観光案内活動に外国人を用いた旅行サービス事業を営む組織に対し、8,000万から9,000万ドンの罰金が科される。
政令はまた、ベトナムにおける外国人による観光案内活動に対し、3,000万から5,000万ドンの罰金を定めた。
そのほかに、政令は、旅行契約に則り観光客を案内するための観光ガイドを用いない旅行サービス事業を営む場合に、3,000万から4,000万ドンの罰金が科されることを規定した。
仮に、歴史・文化・国家主権についての歪曲した情報を観光客に伝える行為をする旅行ガイドを用いた場合、4,000万から5,000万ドンの罰金が科される。
また、仮に、観光客に案内をするに際し観光ガイドでない者を用いたり、偽の観光ガイドを用いた旅行サービス事業を営む組織に対しては、5,000万から6,000万ドンの罰金が科される。
政令はまた、観光ガイドに対し多くの処分の基準を示した。具体的には、観光案内を行う際、観光ガイドの証明カードを身につけていない者に対しては、警告もしくは20万から50万ドンの罰金が科される。ベトナムの法律、旅行先の法律、観光地のルール、旅行先の地方の慣習を遵守せずに観光客を案内したり、旅行プログラム、旅行サービス、観光客の合法的な権利と利益について、観光客に明確ではない若しくは透明性のない若しくは真実ではない情報を伝えた場合、100万から300万ドンの罰金が科される。
この記事の原文はこちら
( 翻訳者:伊藤千恵美 )
( 記事ID:4855 )