ベトナムの原油輸入量は第1四半期に28倍以上に増加
2019年04月22日付 VietnamPlus 紙
第1四半期、ベトナムは240万トン以上の原油を輸入(写真:ドゥック・ズイ/ベトナムプラス)
第1四半期、ベトナムは240万トン以上の原油を輸入(写真:ドゥック・ズイ/ベトナムプラス)

 第1四半期、ベトナムは240万トン以上の原油を輸入し、これはおよそ9億1900万米ドル相当だった。
 これは、突然の大幅増ともいえる。去年同期比で、量については28倍、輸入額については21.98倍に増えた。
 商工省の代表者は「第1四半期の原油輸入の大幅増は、国内の原油生産量が大幅に減った一方で、2018年末、ギソン製油所が操業開始してから需要が増加したからだ」との見方を示した。
 それによると、3月の原油生産量は、120万トンで2018年の同時期と比べて6.1%減とみられている。今年年初からの3カ月間では、原油生産量は、330万トンで前年同期比8%減と見積もられている。
 統計によると、中国が依然としてベトナムの原油製品の最大の[輸出先の]市場で、52万3241トン、2億5732万USD相当を消費したという。第1四半期、量については118.8%、輸入額については102.2%増加という大幅増だ。
 次がタイで、ベトナムから31万7428トン、1億6066USD相当を輸入し、量については71.5%、輸入額については62.2%増加した。

―第1四半期のベトナムの原油輸入量

1月 53万3千トン
2月 180万8千トン
3月 60万トン

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( 翻訳者:松澤秋子 )
( 記事ID:4868 )