ホーチミン市とアメリカはマンパワー向上の協力を促進
2019年06月17日付 VietnamPlus 紙
US-ASEANビジネス協議会副会長のマイケル・ミシャラク氏と会談するホーチミン市党委書記のグエン・ティエン・ニャン氏
US-ASEANビジネス協議会副会長のマイケル・ミシャラク氏と会談するホーチミン市党委書記のグエン・ティエン・ニャン氏

 6月17日、政治局員でホーチミン市党委員会のグエン・ティエン・ニャン書記が、US-ASEANビジネス協議会副会長(元・在ベトナム米大使)のマイケル・ミシャラク氏とホーチミン市で会談し、ホーチミン市の人的資源の向上に関する双方の協力強化について議論した。
 ホーチミン市党委員会書記は会談で、日増しに実質的かつ効果的になっている越米関係の積極的発展の促進に貢献するためのマイケル・ミシャラク氏の情熱と努力を高く評価した。両国間の良好な関係に基づき、ホーチミン市と米国の関係も、特に貿易・投資および教育協力の分野において良い結果を達成した。  
 今後の市の発展の方向性を共有し、グエン・ティエン・ニャン氏は、ベトナムと米国の間の実質的な協力関係の促進に貢献するため、元米国大使が引き続きその懸け橋としての役割を高め、米国企業にホーチミン市への、特に、スマートシティの構築・科学技術の開発・創造的革新など市が優先している分野への探求と投資を呼びかけていくことへの期待を表明した。
 市の指導者が面会の時間を割いてくれたことに対し感謝しつつ、マイケル・ミシャラク氏は、米国とベトナムとの良好な関係の発展について喜びを表明し、過去10年間で8万人以上のベトナム人生徒学生がアメリカの高校から大学以上の教育機関に留学に来たと述べた。
 現在、3万人以上のベトナム人学生がアメリカで勉強しており、これは東南アジア諸国の中では第1位、米国で学ぶ学生がいる全ての国の中では第5位にランクインしている。
 元在ベトナム米大使のマイケル・ミシャラク氏はまた、米国企業の様々な分野、特に教育・訓練・人的資源の質の向上の分野への投資に、ホーチミン市の指導部が引き続き便宜をはかることに期待感を示した。
 ホーチミン市の指導者とマイケル・ミシャラク氏は会談で、両国の二国間関係をより効果的かつ実質的なものとするための質の高い人材の育成に関する、教育協力プログラムとプロジェクトの推進の方向性について話し合った。
 現在、米国はホーチミン市の主要な貿易相手国の1つであり、2018年には二国間売上高が82億ドルに達した。400近くのプロジェクトに対し10億ドル近くの総投資額を投じ、米国は同市に投資する国と地域のリストで10位にランクインしている。

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( 翻訳者:高橋和佳子 )
( 記事ID:4879 )