副首相、カオバン省設立520周年記念式に参列
2019年10月04日付 VietnamPlus 紙
カオバン省指導部の代表は、カオバン省建設発展事業に多大な貢献をした個人に「カオバン省建設発展事業のために」功労賞を贈呈した。
形成・発展の長い歴史の中で、幾度もの分割と合併を経てきたカオバンは、祖国の辺境の戦略的な位置にある行政単位としての役割を常に果たしてきた。
10月3日の夜、カオバン市(カオバン省)のホーチミン主席の記念碑にて、省設立520周年(1499-2019)とホーチミン主席の遺言(1969-2019)の実施と第一級独立勲章の授与から50年の記念式が行われた。
政治局員のチュン・ホア・ビン政府常任副首相、さらに各委員会、中央省庁の指導部代表や、「ベトナムの英雄の母」たちも式典に参加した。
記念式でのスピーチでチュン・ホア・ビン政府常任副首相は党と国家の指導部を代表し、カオバン省の人々、地方政府、党委員会が長年にわたって得た大きな功績を称賛した。
チュン・ホア・ビン副首相は、今後も省の党委員会がホーチミン主席の遺言と「ホーチミン思想、道徳、姿勢に従った学習と行動の促進」に関する第12期政治局の05号指示の実施の強化を継続すること、党の建設に関する第12期4中総決議の実施に取り組むこと、また党員、幹部は模範を示す役目を持ち、特に各地方、機関、組織のトップに立つ人は、ホーおじさんに従った学習と行動が広範に広がる力を生み出す責任を掲げることを要請した。
またカオバン省は、問題部分を取り除き、戦略的突破を実施し、ドンダン(ランソン省)-チャ―リン(カオバン省)間の高速道路プロジェクトや観光を省の経済の目玉とするための観光、サービス、出入国ゲート地帯の経済発展に関するインフラ投資プロジェクトをはじめとする持続的でグリーンな都市、交通、農業インフラの投資、建設に資源を動員するための指導や決心に集中すべきであると述べた。
副首相は、省の指導部に対し、とどまることなく人々への物質的、精神的な生活への関心と改善を行い、よい社会保障業務や功績ある人々への政策、迅速で強固な貧困の削減を実施することを要請した。チュン・ホア・ビン政府常任副首相はカオバン省の人々と幹部に第一級独立勲章を授与した。
式典において省党委員会副書記長のホアン・スアン・アイン人民委員会主席は、カオバン省の歴史的な伝統を振り返る演説文を読み上げ、何千年にも渡る建国と国防を経て、カオバンの民族コミュニティは常に団結して戦い、故郷、国土を守っていると述べた。
カオバンの地の特別重要な位置を認識し、景統2年(1499年)に黎憲宗はカオバン府をトゥアトゥエン・タイグエンから分離して、中央政権直属の独立行政単位の一つとしてカオバン鎮を置くことを決定した。これはカオバンの歴史における重要な転換の一歩である。1677年、黎王朝はカオバン鎮を要衝とし、カオバンの重要な位置を認めた。
形成・発展の長い歴史の中で、幾度もの分割と合併を経てきたカオバンは、祖国の辺境の戦略的な位置にある行政単位としての役割を常に果たしてきた。
ベトナム共産党の誕生後、1930年4月1日にカオバンの最初の共産党支部が設立されるという重要な転換の一歩を記し、党の基盤組織の発展とカオバンの党委員会の設立のための強固な基礎を作った。
1941年1月28日、カオバンは、何十年にも渡って救国の道を模索した後、国に戻ってベトナム革命を直接指導した指導者グエン・アイ・クオックを、国全体を代表してお迎えするという栄誉を得た。カオバンは革命の「揺りかご」となり、ホー・チ・ミン主席の革命活動の生涯に関する深い思い出を持つ場所となった。
国の刷新と、ホー・チ・ミン主席の神聖なる遺言を実施する中で、カオバンの党委員会と人々は、1961年2月にホー主席がカオバンを訪れた時のホーおじさんの助言を深く理解し、努力奮闘し、党の刷新方針を多くの困難が残る山岳地帯、国境地帯の特色と状況に合わせて創造的に運用した。
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( 翻訳者:大久保満理 )
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