教育水準を上げるべく研究に力を入れるようドー・アウンサンスーチーが述べる(Vol.7 / No.162, 10月17日 3-1)
2019年10月17日付 The Voice 紙

ヤンゴン 10月16日

教育水準を上げるべく、大学の教員、学生が研究に力を入れる必要があると、国家顧問ドー・アウンサンスーチーが述べた。

10月16日からネーピードーにあるミャンマーインターナショナルコンベンションセンター2において大学の発展を具現化すべく開催された意見交換会の式典にドー・アウンサンスーチーが出席し、演説をした際に上記のようなことを述べたということだ。

また同氏によれば、高等教育において研究は重要であり、高等教育機関の教員と学生がそれぞれ力を入れている分野や専門の分野において集中的に研究を行っていくことが重要であるということだ。

またその他にも、研究から得られた成果が、経済発展、社会水準の引き上げ、物心両面の発展にも貢献する結果につながることが求められており、研究やプロジェクトの数よりも質が高いことが求められるとも同氏は述べている。

「また、我が国の現状にふさわしい学問分野を重視しつつ研究を向上させていくことを奨励したい。昨年私が述べたように、民間企業からの支援を得られるよう努力してもらいたい」と同氏は言う。

上記の式典には担当者、招待者および次の人たちが参加した。教育省大臣ミョーテインジー博士を含めた国家教育政策委員会の会長、事務次官、教育省局長、各大学の学長、副学長、教授、校長、ミャンマー文理科専門協会、国民教育水準保証評価委員会の責任者、論文執筆者、大学教員連合に所属する教員代表、大学学生連合の学生代表など。

今回のような、研究を奨励すべきだという発言に関して国際関係大学の講師であるウー・ラインティンは次のように述べている。「現在学生が取り組んでいるような論文は成果を生むようなものとは言いがたく、学位を得ることだけが目的のようなものだ。学生が論文の内容を理解出来ているのかもわからない。とにかく、関連分野に貢献するような論文を学生は書くことが出来ていない。必要なものといえば時間と資金といったところだろうか。」

Tweet
シェア


 同じジャンルの記事を見る


( 翻訳者:山本 哲史 )
( 記事ID:4960 )