日本のモスフードサービス、ベトナムの350人の実習生を採用へ
2019年10月16日付 VietnamPlus 紙
モスフードサービスのモスバーガー店舗
モスフードサービスのモスバーガー店舗

 各応募者は日本語とレストラン技術の教育プログラムに1年参加し、その後日本政府が2019年4月から運用し始めた特定技能ビザ[外食業種]をとるための試験を受ける。

 10月15日、日本のモスフードサービスは、今後4年間で、日本のモスバーガーチェーンの各店舗で働いてもらう350人のベトナム人実習生を採用すると述べた。
 モスフードサービスは「ベトナムカゾク」という名前の教育プログラムを実現させるためにダナン観光短期大学と提携して進めていくと発表した。
 各応募者は日本語とレストランの技能の教育プログラムに1年参加し、その後日本政府が2019年4月から導入された特定技能ビザ(外食業種)を取得するための試験を受ける。
 合格者はモスフードサービスに採用され、ファーストフードのモスバーガー、マザーリーフティースタイル、レストランのミアクッチーナ、のような日本全国各地にあるチェーン店で働くことになる。
 モスフードサービスはまだベトナム市場に進出していないにもかかわらず、2020年内にベトナムの企業と合弁会社を開くという計画を立てている。そのため、モスフードのベトナム人スタッフは特定技能ビザの5年間の期限が過ぎた後でもベトナムで開かれるモスバーガーもしくは、外国にある378か所のモスバーガーチェーン店で働き続けることができる。
 試験に合格した応募者がモスフードの予定する採用人数を超えた場合は、モスフードサービスが他のレストラン経営をしている会社に紹介する。
 外食分野での特定技能ビザを得る試験は日本では行われているが、2019年11月からフィリピンでも開催され、外国での試験開催としては初めてとなる。
 計画によれば、この方式の試験がベトナムでも近いうちに開催されることになっており、実習生たちを2020年中にも日本に派遣できるだろう。
 日本での単純労働も可能になった新しいビザ政策は、ついこの間の4月1日に発効し、14業種で運用される。日本政府はこの政策が外国人労働者を誘致し、長年の人手不足の解消に役立つことを期待している。


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( 翻訳者:山下萌佳 )
( 記事ID:4979 )