サッカー大会、日本でベトナム人1,000人近くを集める
2019年10月14日付 VietnamPlus 紙
FAVIJA KANSAI CUP 2019に参加したサッカーチームの各代表が組織委員会の記念旗と供に写真を撮った。
日本の中部にいる1,000人近くのベトナム人が” FAVIJA KANSAI CUP 2019“と呼ばれるサッカー大会に参加し、その大会の賞金総額は1億ドン以上[訳者注:およそ46万円以上]に上り、特別賞はベトナムサッカー界の多くのスター選手やベトナム、日本、両国の国家元首[原文ママ]らのサインが入った記念のサッカーボールであった。
大会は在日ベトナム人サッカー協会(FAVIJA)により企画され、ベトナム大使館の後援で、10月6日にキックオフした。
決勝戦は10月13日に行われ、その日はちょうどスーパー台風ハギビスが恐ろしい威力で日本を破壊し過ぎていったばかりだった。
そのため、この大会は日本で生活するベトナム人が「桜の国」での自然災害、災禍を乗り越えられるよう互いに見舞い、勇気づけ、助け合う機会となった。
登録総数40チームの中の34のベトナム人アマチュアサッカーチームが大阪市のJ-GREEN堺―堺市立サッカー・ナショナルトレーニングセンターで8つのグループに分けられ戦った。
日本で生活し学習し、働いている多くのベトナム国民の声援の下、各チームは一生懸命力の限り献身的に戦った。
大会は健全で健康的な身体を鍛える場を生み出し、有益であるだけでなくベトナム、日本、二国の国民の友好関係・交流関係を強固なものにし、祖国を遠く離れたベトナムの人々の精神を結びつける絆でもある。
一週間の戦いの後、優勝カップはFC KAZOKUチームに贈られ、準優勝はFC NTOチーム、三位はFC HuuチームとFC Thanh Hoaチームの2チームだった。組織委員会は得点王、ゴールキーパーの最優秀選手にも賞を贈った。
FAVIJAのドー・クアン・バー理事長は今回行われた関西地区でのサッカー大会の上位入賞の4チームが来る11月末に行われる全日本ベトナム人サッカー大会に出場することを明らかにした。
ドー・クアン・バー理事長によると、FAVIJAの願いは大会を通じてサッカーが在日ベトナム人のコミュニティを結び付ける手助けをし、異国の地で困難や災難に直面した時に互いに助け合い、団結できるようにすることである。
この記事の原文はこちら
( 翻訳者:内海沙姫 )
( 記事ID:4980 )