ダオ・ゴック・ズン大臣が、海外に労働者を派遣することについて述べる
2019年11月05日付 VietnamPlus 紙
労働輸出について述べるダオ・ゴック・ズン大臣
海外で働くベトナム人を派遣する全ての国は労働協定を順守し、両国間で労働協力の覚書を締結していなければならないと、ダオ・ゴック・ズン大臣は言及した。
6月4日の夜に政府事務局によって主催された記者会見で、ダオ・ゴック・ズン労働傷病兵社会省大臣が、ロンドン(イギリス)郊外のエセックス州のコンテナの中で39人が亡くなった事件は悲惨な事件であると述べた。
外国への労働力輸出に人を派遣すること関する詳細に言及する前に、ズン氏はイギリスでの事件の犠牲者遺族に哀悼の意を表明した。
規制によれば、海外で働くベトナム人を派遣する全ての国は労働協定を順守し、両国間で労働協力の覚書を締結していなければならないと、ダオ・ゴック・ズン大臣は言及した。
それによると、海外に合法的に労働力輸出で送り出されるベトナム人には現在5つ[訳注:原文ママ]の形態がある。1つ目は、労働傷病兵社会省によって認可された業者を通して行く形態だ。
次は両国の企業、企業グループ、会社間の協力による形態だ。個人で行き、海外の組織と直接契約するが、海外の管理機関と労働傷病兵社会省の支部を通して登録する。
次の形態は、認可された2つの認可された当事者の間の共同研修(留学)協力の方法によるものだ。最後は、短期の国家間や地方間での労働協力やワークエクスチェンジで行く形態である。
またズン氏によれば、現在ベトナムには認可されて海外に労働力輸出で人々を派遣する資格を持つ業者が400近くある。これまで毎年私たちは約10万人以上を海外での労働に派遣してきた。
「最も多かったのは2018年で、主に日本、韓国、台湾やマレーシアの4か国に、14万3千人を送り出した」とズン氏は述べた。
ズン氏によるとヨーロッパについては、ベトナムは現在ルーマニアとドイツの2つの国との協力に署名したと述べた。ドイツでは最近、主に看護師を派遣する労働協定に署名し、1066人以上が働きに向かったと述べた。
「私自身、彼らの職場を直接訪れ、下宿先を調べたところ、彼らの生活はとても良いと感じた。私が訪れた際の彼らの収入は2600ユーロだった。その後私たちが管理部門と話し合ったところ、月3000ユーロに値上がりした」と大臣は述べた。
大臣はまた、全ての海外への労働派遣は、料金の公開、企業の給与の公開などの明瞭性、透明性が守られ、ビザとパスポートの付与、労働者保護が守られていると述べた。
労働輸出のマイナス面について、現在法人を持たず、機能がないのに、認可を借りたり、または合弁事業やパートナーシップで人々を労働輸出に派遣したりするという2つの現象があるとダオ・ゴック・ズン大臣は述べた。
「このタイプは認可が得られないが、潜りでやっている。こうした事例はまた最近かなり多く処分されている」とズン氏は述べた。
労働傷病兵社会省のトップは、違法な労働力輸出はいかなる場合も断固として処理することを確認した。また一部の企業は永久に禁止されることさえある。「これは断固として行わなければならない」と彼は述べた。
イギリスで起こった不幸な出来事の後、ズン氏は、労働者、特に若者は海外に働きに行くならば認可された機関を通じた合法的な手段をとるべきで、人民が保護されるよう受入国の企業はベトナム側と署名しなくてはならないと述べた。
「絶対に違法な方法で行くべきではなく、偽装された形態で事業を行う無認可の企業を頼って行くべきではない」と大臣は強調した。
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( 翻訳者:森葵 )
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