首相が日本の鹿児島県知事と会見
2019年10月16日付 VietnamPlus 紙
日本の三反園訓・鹿児島県知事と会見するグエン・スアン・フック首相
首相は、ベトナムと日本は政府レベルだけでなく、鹿児島県を含む地方レベルでも、広範で緊密な戦略的パートナーであると述べた。
グエン・スアン・フック首相は10月16日午後、政府本部で、鹿児島県の三反園訓知事と会見し、ベトナムは鹿児島との間の直行便就航の条件を整える準備があると述べた。
首相は、先日の台風19号(ハギビス)における、日本の人々の損失・損害に哀悼の意を表明した。また、ベトナムと日本は政府レベルだけでなく、鹿児島県を含む地方レベルでも、広範で緊密な戦略的パートナーであると強調した。
首相は、地方間の関係が新たな協力分野に拡大することを歓迎した。三反園訓知事も賛同し、両国関係は極めて良好に発展しており、両国の地方間の協力を促進していきたいと述べた。
知事は、多くの分野で鹿児島県とベトナム間の協力をさらに推進していきたいと希望し、鹿児島県は農業に強みがあるため、同分野でベトナムと協力していきたいと述べた。
知事は、今回のベトナム訪問中に、代表団がハイズオン省との間で人材育成と農業技術に関する協力覚書に調印したと述べた。知事はまた、交流と協力を強化するため、鹿児島とベトナムとの間に直行便の就航を望んでいると表明した。
グエン・スアン・フック首相は、知事の意見を歓迎し、ベトナムは鹿児島との間の直行便就航のための条件を整える用意があると強調した。
現在、日本のベトナムへの投資は大幅に増加しているが、まだその潜在力に見合ったものになっていない。そのため、日本、鹿児島県にはベトナムへの投資のさらなる拡大が期待され、ベトナム政府も日本の投資家に有利な条件を整備している。
首相はまた、鹿児島県が県内で学んでいるベトナム人留学生により関心を払い、人的交流や観光業の発展を推進してほしいと希望した。
県知事は、県当局は常にベトナム人コミュニティに関心を持ち、ベトナム人の鹿児島県での就学、就労に条件を整えていると述べた。
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( 翻訳者:森葵 )
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