アンザン省人民委員会副委員長は、特にアンザン省の行政府とロンスエン教区、そしてベトナム政府と法王庁、カトリック教会全般の関係が徐々に深まると信じている。

　11月28日の午後、在シンガポール・バチカン市国大使兼バチカン市国のベトナム非常駐特使であるMarek Zalewski大司教が、2019年11月28日から30日にかけてロンスエン教区を宗務で訪問するのを機に、アンザン省指導部を表敬した。
　会合にて、アンザン省人民委員会副委員長のレ・ヴァン・ヌン氏は、歓迎し、Marek Zalewski大司教と訪問団各位がベトナム全体及びアンザン省に対して抱いてくれた良い感情に感謝の意を表明した。
　アンザン省人民委員会副委員長は、Marek Zalewski大司教のロンスエン教区における宗務訪問後、特にアンザン省の行政府とロンスエン教区、そしてベトナム政府と法王庁、カトリック教会全般の関係が、より良く、より発展が深まるだろうということを信じている。
　アンザン省人民委員会副委員長のレ・ヴァン・ヌン氏は、ベトナムの党と国家、特にアンザン省の一貫した政策は、すべての人が宗教を信仰する自由の権利及び宗教間の平等の権利を常に尊重し保障すること、そして、祖国の建設におけるカトリック教徒の同胞の積極的な貢献を認識することであると確認した。
　アンザン省人民委員会副委員長のレ・ヴァン・ヌン氏によると、面積3536㎢以上のうちの82％が農業生産地である、いわゆる「農業省」の一つであるアンザン省は、米と淡水水産物の輸出に強みを持っている。また、アンザン省の人口は190万人を超え、30を超える民族が共生している。中でも、キン族、華人、クメール族、チャム属の４つの民族が多い。
　現在、アンザン省全土には、11の宗教で180万人以上の信者がおり、それらは国家によってホアハオ仏教、ベトナム仏教（大乗仏教とクメールの上座部仏教）、カオダイ教、カトリック、プロテスタントなどとして公認されている。
　近年、この地域の宗教は、国家やアンザン省の全体の発展にとても多くの貢献を行っている。特にロンスエン教区の引退した司教や教区主教、司祭、信者は常に地方行政府と密接な関係にあり、省全体の発展に多くの貢献を行ってきた。
　アンザン省人民委員会副委員長のレ・ヴァン・ヌン氏は、バチカン市国のベトナム非常駐特使であるMarek Zalewski大司教が、引き続き法王庁、カトリック教会とベトナム政府間の日増しに良好に発展する外交関係の構築に関心を持ってほしいと期待を表明した。同時に、法王庁がベトナムカトリック教会とロンスエン教区に一層の関心を向け、支援をし、条件を整えるよう要請した。
　Marek Zalewski大司教は、アンザン省での初めての宗務訪問のために良い条件を、特にアンザン省そして広くはベトナム政府の指導者が整えたことに対し、喜びと感謝の意を表した。また、ベトナムとアンザン省での生き生きとしたカトリック教の生活はベトナムの宗教・信仰の自由を尊重する政策を明確に証明していることを確認した。さらに、法王庁と彼個人は、ベトナムのカトリック教コミュニティが良い宗教良い生活を生き現在の祖国の発展事業に積極的に貢献するように、双方の関係を促進するのに尽力すると強調した。

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（ 翻訳者:谷津もゑり ）
（ 記事ID:5082 )