ホーチミン市は越中関係70周年記念式典の開催地となる用意がある
2019年12月06日付 VietnamPlus 紙
中国共産党中央組織部の蔵安民秘書長と面会するヴォー・ティ・ズン・ホーチミン市党委副書記
12月6日午後、ホーチミン市党委員会のヴォー・ティ・ズン副書記は、同市を訪問中のる中国共産党中央組織部の蔵安民秘書長と面会を行った。
会見で、ズン副書記は、「ベトナムの党・政府・人民は、中国の党と人民との伝統的関係、多くの面での協力関係を非常に重視している」と強調した。これは、両国の共通利益のためベトナム政府の一貫した、かつ長期的な方針である。
ズン副書記によれば、ベトナムと中国、中でもホーチミン市と中国の各地方はこれまで多くの訪問団による交流活動を行ない、両国の共通利益のための協力を強化してきた。
2020年に、ホーチミン市はベトナムと中国の外交関係樹立70周年を記念する活動の開催地となる用意がある。このことは、二国間関係に切実な意義をもたらすものである。
ズン副書記は、経済協力の分野において中国は現在、ホーチミン市に投資している107の国と地域の中で19位に位置しており、総資本は1億8,500万米ドルにのぼると述べた。
長年に亘り、中国は同市を訪れる旅行客の多い国の上位5か国に位置している。現在、ホーチミン市は中国の8地方都市と友好協力関係を築いている。
ズン副書記との面会時間を割いてくれたことに謝意を述べたうえで、蔵秘書長は、ベトナムと中国は国土の建設と発展の過程において多くの共通点をもつ伝統的な隣国であると強調した。現在、二国間関係は前向きな発展の軌道に乗っており、あらゆる分野における協力を進め、民間交流も一層活性化している。
越中間の外交関係樹立70周年を記念する来年は、両国が交流活動を強化し、包括的戦略的パートナーシップを促進し、両国の人民に共通利益をもたらす機会でもある。
ホーチミン市の力強くダイナミックな発展振りに印象を受けたと述べ、蔵秘書長は同市が中国の各地方との関係発展を牽引する都市であることに感謝しつつ、これを高く評価した。同時に、蔵秘書長は将来のベトナムの経済発展において引き続きホーチミン市は主導的な役割を担うだろうと確信すると述べた。
会見で、双方は、国土の建設と発展の過程で直面する課題とチャンス、および今後の目標についても意見交換を行った。
この記事の原文はこちら
( 翻訳者:高橋和佳子 )
( 記事ID:5083 )