12月11日午後、ハノイにて、ベトナム人民軍総参謀長のファン・ヴァン・ザン国防次官（上将）は、ベトナム訪問中の日本の海上幕寮長である山村浩海将以下訪問団と会見を行った。
　会見において、山村海上幕僚長はザン総参謀長に面会の時間を割いていただいたことに謝意を述べ、日越間の関係は、国防協力を含む多くの分野において間断なく強化、発展してきたと述べた。
　山村海上幕僚長は、今後、両国海軍が、各レベルの訪問団の往来、幹部育成、水難救助・自然災害防止の訓練にあたり協力を強化するよう期待すると述べた。
　ザン総参謀長は、越日間の協力関係を高く評価するとともに、二国間の国防協力、すなわち越日間の国防協力関係が海軍の協力を含むすべての分野において包括的に発展してきたことを強調した。
　国防協力がより深化し効果的に行われるため、ザン総参謀長は、日本側に対し、水中医学に関する訓練育成の協力を強化し、海上での救難救助捜索や戦後処理のための地雷撤去について連携を深めていくよう求めた。

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（ 翻訳者:池田樹生 ）
（ 記事ID:5090 )