ハノイ人、日本の「浪費を避ける」精神に応じる
2019年12月10日付 VietnamPlus 紙
日本人のリサイクル精神に応じる(写真:ホァン・ズィエム/ベトナムプラス)
ハノイのホアンキエム湖外周の歩行者天国で、引き続き「愛を渡し、幸せを受け取る」をテーマにした第7回「もったいない」チャリティが開催された。多くの催しが行われ、首都の何千人もの人々が参加した。
ハノイのホアンキエム湖外周で、先週末、引き続き「愛を渡し、幸せを受け取る」をテーマにした第7回「もったいない」チャリティが開催された。チャリティ・ランやオークション、募金、屋台・ブース、そして日本文化の特徴豊かな公演など多くの催しが行われ、首都の何千人もの人々が参加した。
チャリティ・ランの活動と並行して、各ブースでは、リサイクルや使用済み電池の収集活動、環境に優しい電池の紹介などが行われた。また、テーマ「シェアリング・ザ・パッション」(情熱の共有)を紹介するブースでは、2020東京オリンピック大会に向けたスポーツ精神のサポートも行われた。
パナソニック・リスーピア・ベトナム科学技術センターのボランティアが担当したリサイクルの案内活動のほか、パナソニックの環境に優しい電池への無料交換キャンペーンも行われた。これには首都のとても多くの人が関心を持ち、支持していた。
客は、使用済み電池を持って行くと、性能が高く非常に安全なアルカリ電池と交換してもらうことができた。これは有毒な原材料を使用しておらず、また使用者の健康や環境に危険をもたらす鉛や水銀、カドミウムのような重金属を含まないので、環境に優しい電池である。
日本語の「もったいない」には「過度に浪費する」という意味があり、これはプログラムの意味の原点にもなっている。「もったいない」チャリティ「愛を渡し幸せを受け取る」は、『ベトナム婦人新聞』が始めた信頼ある年次イベントである。日本の浪費を避け節約する意義を込めた、中古品の売買や交換を行う活動を基盤にして行われている。
そこで終わることなく、特に孤児や交通事故の影響で損害を被った児童を支援するための基金を創設するために、中古品の寄付、販売、オークションといった各イベントも行われた。そのため、「もったいない」イベントは人文的な意義の大いにある国家規模のコミュニティ活動に[開催規模の]レベルを引き上げられた。
パナソニック・ベトナム社長の松下和宏氏はこう強調する。「パナソニックのそれぞれのメンバー[企業・組織]はどこも[パナソニック]グループの社会的責任を果たす活動を積極的に行う中核となっている。「もったいない」[イベント]への参加は、私達が合理的なリユース精神、リサイクル精神、「浪費を避ける」精神を力強く広げることを助けるだろう。一方で、我々は、コミュニティのために手を携え合うことやオリンピックのスポーツ精神のサポートをすることもできる」。
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( 翻訳者:河合摩南 )
( 記事ID:5096 )