12月８日、ハノイにおいて、グエン・スアン・フック首相は、北部の地における南部学校65周年と南部生徒の各世代がホー・チ・ミン主席の遺言を実行した50周年の式典に出席した。
　式典に出席したのは、党政治局の各委員、チュオン・ホア・ビン政府常任副首相、ホアン・チュン・ハイ・ハノイ市党委書記、党・国家の元および現役の指導者たちと３万2000人余りの南部生徒を代表する3000人余りであった。
　1949年５月、ホーおじさんは、革命のための幹部を年少時から養成するベトナム少生軍学校を設立する指示を出した。そこではその後の将兵や各部門の幹部が成長した。
　ベトナム少生軍の各世代は、貴重な伝統や深い革命的感情を築き上げ、外国の侵略に対する抗戦に貢献し、国家を建設してきた。
　この養成教育モデルの成功から、わが党とホー・チ・ミン主席は、南部革命と全国のための幹部養成の方針を打ち出した。南部の生徒を養育するために、党と政府は南部生徒学校を設立させた。
　学校制度は非常に多様で、年齢ごと、幼稚園・小中高・文化補習の対象ごとに応じ、山岳民族同胞の子弟のための学校もあった。教員や管理・服務職員は、教育部門と各地方の優秀な人たちから選抜された。
　北部の環境には幾多の困難があり、南部解放事業に全精力を傾けなければならず、当時の北部の知的・人的・物質的に最善のものが南部生徒に優先的に割り当てられたといえる。
　南部生徒の多くの世代は10年生を終えると、志願して戦場に赴き、グエン・キム・ヴァン、ハイ・クアン、ヴォー・ヴァン・マン、レ・クオン、レ・アイン・スアン、作家チュー・カム・フォンなどの英雄達のように青春時代に勇ましく戦い犠牲となった。その貢献は、絶対忠誠・捨身・恩義・才華という南部生徒の輝かしい伝統を鮮明にした。
　先輩の南部生徒の各世代の輝かしい伝統を引き継いで、後輩の南部生徒は間断なく頑張って鍛錬し、党から信じられ愛され、人民から信頼された。
　数十人の幹部は中央の各省庁・部門の枢要な地位に就く党中央委員会委員となり、多くの同志は政府のメンバー、省や市の指導者、有名な文学者・詩人・ジャーナリストや研究者になった。特に、国の全面的なドイモイの時期において、多くの「赤い種子」は経済発展戦線において存在感を示し、国を豊かにした。

　記念演説のなかで、レ・ズー・フォン組織委員長（教授・博士）は、1954～1975年の21年間、南部の幹部・戦士・同胞の子弟３万2000人以上が北部に送られ、養育・教導されたと述べた。
　総数28の南部生徒学校がこの時期に設立され、そのなかには少数民族同胞の子弟のための学校一つと中国系ベトナム人の子弟のための学校一つがあった。党・政府とホーおじさん、および北部の人民は、南部生徒の各世代のために心からの保護・手助けと生活・学習に関して最善の条件を整えた。
　そのおかげで、南部生徒の各世代は成長することができ、北部での社会主義建設事業と抗米救国闘争・南部解放・国土統一の事業、そして特に解放後の南部再建にしかるべき貢献をはたした。
　グエン・スアン・フック首相はこのイベントで演説し、北部の南部生徒学校の学び舎で一時期集い互いに結束した先生・職員・友人と再会できた感激を表明した。

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（ 翻訳者:メディア翻訳ベトナム語班 ）
（ 記事ID:5112 )