日本:茨城県にベトナム人協会執行委員会がおめみえ
2020年01月12日付 VietnamPlus 紙
茨城県におけるベトナム人協会執行委員会発足式
1月12日、日本の茨城県にて茨城県ベトナム人協会発足式が開催され、在日ベトナム大使館、茨城県庁、外国在住ベトナム人国家委員会や茨城県で学んだり働いている多くのベトナム人が参加した。
日本のベトナム通信社の報道によれば、日本のベトナム大使館のラム・ティ・タン・フオン臨時大使は発足式のスピーチで、茨城県との関係は2014年にチュオン・タン・サン国家主席が訪日し日越間の関係が包括的戦略パートナーシップに格上げされて以来大きく発展してきたと述べた。
現在、茨城県に住むベトナム人は8000人にのぼる。この結果、茨城県ベトナム人協会はコミュニティ全体を結び付け結束させるために極めて重要な役割がある。ラム・ティ・タン・フオン氏は茨城県のベトナム人コミュニティが団結し、日越間の友好関係の向上のみならず、茨城県の発展に貢献する若い力に溢れているベトナムというイメージを体現し、日本にいるベトナム人の誇りになるよう望むと述べた。
茨城県庁を代表し、長内秀樹労働政策課長は、茨城県ベトナム人協会の発足が多くの分野での両国の関係を促し、ますます発展させると評価した。長内氏によると、2019年11月、大井川和彦知事がハノイを訪問した際、県はベトナムとの労働協定を調印した。その結果、茨城県のベトナム人の数は日々増えている。県は情報交換を強化し、茨城県のベトナム人コミュニティの人々がさらによく暮らせるよう努めている。
茨城県ベトナム人協会の執行委員会は7名で構成されている。これは最初の執行委員会で任期は2019-2022年である。茨城県ベトナム人協会執行委員会発足式にて、在日ベトナム大使館は日越関係の発展と日本におけるベトナム人のコミュニティの建設と団結に貢献した素晴らしい功績のある個人に対し賞状を贈った。
式典では、茨城県のベトナム人コミュニティのテトの祭礼が盛大に親しく行われ、軍隊楽団から来たアーティストらが参加し演目を披露した。来賓や茨城県のベトナム人コミュニティーの人々はベトナム民族の伝統的なテト料理の数々を味わった。
茨城県ベトナム人協会の発足は、日本全国でのベトナム人協会の体系化に寄与する。協会は在外ベトナム人に対しての各政策をうまく実現し、祖国の防衛・建設事業に資する知と力を団結、発揮する上で重要な組織である。
茨城県は東京の東北側に位置し、原子力を始めとする電力産業や、製造業、化学薬品、精密機器が有名である。この県は日本の大手企業日立発祥の地でもある。
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( 翻訳者:池田樹生 )
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