ダナン市、日本との協力関係を強化
2020年01月12日付 VietnamPlus 紙
日本の二階俊博自由民主党幹事長を出迎えたチュオン・クアン・ギア・ダナン市党委員会書記
ダナン市は、日本との投資、貿易、観光、教育、文化交流などの活動を推進するため、日本の各パートナーとの協力を積極的に進めていく。
チュオン・クアン・ギア・ダナン市党委員会書記は1月12日ダナン市で、日本の二階俊博自由民主党幹事長・日越友好議員連盟会長と会談した。
会談で、ダナン市党委員会のギア書記は、二階氏を団長とする代表団(日本ベトナム文化経済観光交流団)がベトナムと日本の交流、協力関係を強化するための場所としてダナン市を選んでくれたことに心から感謝した。
ギア書記によると、ダナン市は、日本との投資、貿易、観光、教育、文化交流などの活動を推進するため、日本の各パートナーとの協力を積極的に進めていくという。
また、ギア書記は、二階氏に対し、PPP(官民連携パートナーシップ)方式によるリエンチエウ港整備プロジェクトに関し、投資の誘致、計画の検討、管理モデルの構築等に向け、同プロジェクトの研究・実施でダナン市を引き続き支援してほしいと希望した。
これに対し、二階氏は、ダナン市が代表団を温かく出迎えてくれたことに感謝し、今回の1000人以上の代表団は、経済、文化、観光の様々な問題に関し、ダナン市と積極的に交流、協力するだろうと述べた。
2019年にダナン市を訪れた日本人観光客の数は2018年に比べ50%近く増加し、将来的にも確実に増えていくであろう。二階氏は、今回の代表団にはダナン市について学び、理解を深めるため日本の高校生21人が参加しており、また、日本側も交流を目的にダナン市の学生を招待したいと述べた。
ダナン市党委員会の統計によると、現在、ダナン市は日本の4都市と公式な関係樹立のための覚書に調印しており、20以上の県・市と協力関係がある。また、ダナン市で現在も有効な日本の投資案件は190件以上あり、投資総額は約9億米ドルとなっている。
毎年1000人を超えるダナン市の小中高生が学校で日本語を学んでおり、100人以上の大学生が日本語専攻として卒業している。また、日本発ダナン行きの航空直行便は3路線あり、2019年にダナン市を訪れた日本人観光客の数は18万3572人だった。
【参考記事】「日本の自由民主党幹事長がホイアン旧市街を参観」
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( 翻訳者:内海沙姫 )
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