2020年、ハノイ国家大学は131の分野・育成プログラムに定員10,320人の学生を募集しており、その中には新しい労働市場に合わせた新しい14の育成分野が含まれている。

　４月17日、ハノイ国家大学学生募集指導委員会は2020年の正規生募集方法を公表した。
　受験者に不利にならないように、ハノイ国家大学は敏速に多くの学生募集方法を打ち出した。
　2020年、ハノイ国家大学は131の分野・育成プログラムに定員10,320人の学生を募集しており、その中には新しい労働市場に合わせた新しい14の育成分野が含まれている。
　設立される多くの新しい学問分野は、デジタル化移行革命や、データサイエンス、電子情報技術、食品科学技術、資源環境観測統合技術、マーケティング、日本学、看護、就学前教育、小学教育などの新しい問題に直接関わる人材の育成に貢献するものである。

　ハノイ国家大学は以下の公表された形式により正規生募集を実施する。しかるべき学科試験の組み合わせによる2020年国家高校試験[訳注：日本の共通テストのようなもの]の結果による選抜、英国ケンブリッジ大学試験センターの国際証明書（Cambridge International Examinations A-Level、いわゆる A-レベル証明書）のある受験者、ハノイ国家大学の入学品質保証基準に基づく点数に達した標準テストSAT（米国の大学能力評価試験）の試験結果をもつ受験者、英語IELTSスコアが5.5以上の証明書またはそれに相当する国際英語証明書と、選抜組み合わせの残り２科目（そのうち数学か語文が必須）の点数の合計が12点以上ある受験者。直接選抜基準は2020年５月初旬に公表される。

　コロナウイルスの影響で国家高校試験が予定通り行われなかった場合、ハノイ国家大学は選抜のために数学、語文（あるいは論文）、外国語を総合した簡易な能力評価形式による独自の選抜試験をおこなう予定だ。
　受験者は、ハノイ国家大学の独自の試験を受ける前に高校の学習成績の結果でふるいにかけられる。
　登録と受験条件についての詳細な情報は2020年５月30日までに告知される。
　コロナウイルス感染が2020年８月まで社会隔離しなければならない方向で推移する場合、ハノイ国家大学は高校の成績結果と遠距離評価検査形式による受験生選抜を検討する。

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（ 翻訳者:天野友亜 ）
（ 記事ID:5156 )