エーヤワディ管区で夜間外出禁止令を 2 カ月間再延長 従わなかった 39 名を投獄
2020年04月24日付 The Voice 紙
 マウンミョーテッ パテインで警察パトロール隊と自警団が取り締まりを行う様子
マウンミョーテッ パテインで警察パトロール隊と自警団が取り締まりを行う様子

パティン 4月24日

エーヤワディー管区内全ての郡において、夜 10 時から朝 4 時までの外出禁止令を 4 月 23 日から 2 カ月間延長し、その命令に従わなかった 39 名にそれぞれ禁錮刑に処したことが関係当局の情報により分かった。

関係各郡において新型コロナウイルス (COVID-19) の感染を防ぐため国民に利するために発令されたもので、これに従わなかった場合は現行の法律に則って逮捕されること、そして 4 月 18 日に全郡に発令された外出禁止地方自治体条例が現在発令された禁止令によって無効とされたことが管区政府の発表により明らかになった。

「夜間外出禁止令に従わなかったとして、刑法第 188 条によって裁判所から禁錮刑に処されたのが 4 月 21 日から 23 日の間に 39 人に上った。あらゆる地域で、全員が男性で構成された自警団と共に、治安維持に取り組んでいる」と管区警察署の広報担当で副警察署長のトゥンシュエが The Voice Daily に話した。

4 月 21 日にヒンタータ郡の 22 名・ボーカレー郡の 1 名それぞれに 1 ヶ月の禁錮刑、22 日にヒンター タ郡 の 4 名・ニャウンドウン郡の 1 名それぞれに 1 ヶ月の禁錮刑、22 日にパテイン郡の 11 名それぞれに 2 ヶ月 の禁錮刑を当局裁判所から下したことを同氏が続けて話した。

夜間外出禁止令の発令は、国家恩赦で解放された窃盗などの犯罪者の危険を減少させるだけでなく、新型コロナウイルス (COVID-19) の予防にもなり、外出禁止令に従わずに下された刑罰に差があるのは、もともと生じている出来事に対して、各裁判官が考慮した結果であると検察ウー・チョー チョーは考えている。

エーヤワディー管区で発令された地方自治体条例では 行政関係者のほか、医療従事者・葬儀を執り行う者は免除され、葬儀などの用事ができた際には地区・村落管理委員会の証明書をもらえば 往来ができる旨が示されている。

筆者 マウンミョーテッ(パテイン)
写真 マウンミョーテッ
パテインで警察パトロール隊と自警団が取り締まりを行う様子

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( 翻訳者:竹淵優衣 恩地隆平 林美里 田中皓也 )
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