４月15日、国会で、国会議長であるグエン・ティ・キム・ガン党政治局員・国会党支部書記の主宰により、国会党支部は会合を行い、「第15期国会議員と2021～2026年任期の各級人民評議会議員の選挙プラン」について意見を聴取した。
　会合には、国会党支部、政府党幹事委員会のメンバー、ベトナム祖国戦線中央委員会の党支部、党中央事務局、党中央組織委員会の代表が出席した。
　開幕スピーチで、ガン議長は、2018年の１月18日付国会党支部の「計画」を実施すべく、国会党支部は、「第15期国会議員と2021～2026年任期の各級人民評議会議員の選挙プラン」の策定指導委員会（「プラン策定指導委員会」）を設立する決定を制定したと明確に述べた。
　2020年２月26日、プラン策定指導委員会は第一回目の会合を行い、プラン策定計画とプランのドラフト作成における大きな問題点について意見を聴取した。それに続き、３月２日、プラン策定指導委員会は第15期国会議員と2021～2026年任期の各級人民評議会議員選挙の方向性のプラン策定に関する「計画」を制定し、同時に、各文書を完成させ国会党支部に提出するため割り当てられた各業務を迅速に進めた。
　ガン議長は、プラン策定指導委員会の準備に基づき、国会党支部の各メンバーは、プランの決定権を有する各機関に提出する前にそのドラフトの内容を整えるため、この会合において協議し意見を出し合うことに集中するよう求めた。
　会合において、プラン策定指導委員会常任委員・プラン編纂グループ長であるチャン・ヴァン・トゥイ議員支援委員会委員長が、第15期国会議員と2021～2026年任期の各級人民評議会議員選挙プランのドラフトを説明した後、会合の出席者は協議を行い、そのプランにおける大きな問題点について意見を出し合った。
　第13回全国共産党大会の開催時期及び国会議員・人民評議会議員選挙法の規定に則った選挙の実施プロセスを確保するため、通常であれば、第15回国会議員選挙や2021～2026年任期の各級人民評議会議員選挙の投票日は、2021年５月23日の日曜日と予定される。
　国家選挙評議会は、選挙の準備作業を順次進めていく必要があるため、第14期国会第９会期（2020年５月）に設立される見通しである。
　第15期国会議員の構成について、国会議員及び人民評議会議員選挙法に則り、500人を超えない議員数で、専従議員の数は200人とするよう努め（議員総数の約40パーセントに相当）、国会議員候補者の正式名簿のうち少なくとも35パーセントは女性で、少なくとも18パーセントは少数民族であることを保証し、同時に、各行政機関での業務を兼任する国会議員の数を合理的に減らす必要があり、第12期共産党中央執行委員会第６回総会決議における方向性に正しく則り、民族評議会と国会の各委員会の指導部、常任委員、専従委員の合理的な比率も保証するよう起案する。
　国会議員及び人民評議員の立候補者の年齢については、会合において、党政治局の2019年５月30日付け指示の規定に従って、実施プランの要請の中に統一させるよう意見が出された。
　会合で出された意見に基づき、ガン議長は、プラン策定指導委員会に対し、決定権を有する機関への提出に間に合うよう、国会党支部の意見を迅速に研究し、これら意見を汲み入れて、プランを早期に完成させるよう求めた。

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（ 翻訳者:須藤遼、田中佑佳 ）
（ 記事ID:5170 )