グエン・スアン・フック政府首相は危険度の高い地方においては、首相指示第16号を具体的な状況によって４月22日または30日まで実施し続け、さらに延長することもあり得ると強調した。

　４月15日の午後、政府常任委員会と各省庁、地方はグエン・スアン・フック首相の主催で国家指導委員会を開催し、首相指示第16号の遂行状況を評価し、今後の社会的距離実現のための措置について打ち合わせた。
　グエン・スアン・フック首相は、政府常任委員会と各省庁、地方の指導部の意見を聞いた後、結論として、疫病学の分析と感染症への対応能力に基づき各地方においての感染症危機の度合いを分類するという国家委員会の提案に同意した。
　首相は地域を、危険性が高い、危険性がある、危険性が低い地域の３グループに省を区分することに同意し、このグループは恒常的なものではなく、再検討、再評価されるということで一致した。
　危険性が高いグループは、ハノイ、ラオカイ、クアンニン、バクニン、ニンビン（チュオンイェン）、ダナン、クアンナム、ビントゥアン、カインホア、ホーチミン市、タイニン、ハティンの12地域である。これらの地域では首相指示第16号を具体的な状況によって４月22日もしくは30日まで実行し続け、感染が発生する状況があればさらに長く適用する可能性がある。
　危険性のあるグループの地域は、ビンズオン、カントー、ドンナイ、ハナム、ハイフォン、キエンザン、ナムディン、ゲアン、タイグエン、トゥアティエン・フエ、ソックチャン、ランソン、アンザン、ビンフオック、ドンタップであり、それらの地域は首相指示第16号実施のスケジュールを立てる必要があるとともに、首相指示第15号（政府首相による首相指示第15号/CT-TTg：ピーク時における新型コロナウイルス防止予防の徹底実践に関する指示）を、４月22日までの実施状況に基づき厳格に実施する必要がある。
　危険性が低いグループは、リスクが低い地域であるもののこれから感染が広まる可能性はまだとても高いことから、政府首相による指示第15号を実施し続ける必要がある。

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（ 翻訳者:堀春佳 ）
（ 記事ID:5177 )