４月22日夜、ホンダ・ベトナム社は、コロナウィルス感染症（COVID-19）の感染拡大を防ぐため22日間休止していた自動車とオートバイの生産を４月23日から再開すると発表した。
　ホンダ・ベトナム社海外グループのグエン・フイ・チュン社長は、この生産再開は、COVID-19の流行がベトナムにおいて十分にコントロールされ、過去６日間で１人の感染者も報告されていないという状況下で行われると述べた。
　同社は、生産過程における社員・工員の健康と安全を確保することを約束した。
　この発表以前、同社は自動車とオートバイの生産を二回にわたり一時停止していた。一回目の停止は１月１日から４月15日までである。
　しかし、COVID-19の感染状況は依然複雑に変化しており、更なる感染拡大を防ぐため、４月22日まで休止期間を延長すると、二回目の発表を行った。
　また、同社は、COVID-19 の流行にも関わらず、過去３か月の自動車の売り上げは前月比40パーセント増加の1,968台で、各種オートバイの売り上げは前月比３パーセント減少の15万7,984台に収まったと伝えた。
　ベトナム国内の市場での消費だけではなく、ホンダ・ベトナムは１万9,739台のオートバイを他の多くの市場にも輸出している。

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（ 翻訳者:田中佑佳 ）
（ 記事ID:5191 )