教育機関の責任者は、地域や教育機関の実情に応じたオンライン授業のルールを公布する必要がある。

　教育訓練省は教育訓練局や各教育機関・大学にオンライン授業でのセキュリティ・安全を確保するためのいくつかの内容の実施を要請する文書を作成した。
　各教育機関の責任者には、オンライン形式による授業でのセキュリティ・安全を確保する専門的活動や措置の実施を組織し管理する責任がある。
　教育機関には、オンラインでの授業、試験、評価、指導をするための管理システムと使用ソフトを選択決定し、セキュリティ・安全を確保する各措置について使用者を訓練する責任がある。
　各教育機関の責任者は、それぞれのインターネット環境での犯罪やいじめを防止するために常に検査をし地方における各当局と連携する必要がある。

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　オンライン形式による授業のセキュリティ・安全が失われている傾向を発見したらすぐに、教育機関は自ら処理するか処理権限を持つ機関に申し立てなければいけない。
　教育訓練省もオンラインクラスの運営者である先生たち向けに具体的なガイドラインを提示する。
　先生たちは授業内容、学習教材、指導方法について責任を受け持っている。同時に、オンライン授業の時間割について十分に周知し、オンライン授業のソフトウェアを使用している学習者を指導することも受け持っている。
　教師は、学習者のアカウント、参加を管理し、学習者の学習の質を規定通りに適切に評価する。オンライン授業での教育や学習において、セキュリティ・安全が失われている傾向を発見した場合には、教師は、教育機関の責任者に直ちに報告しなければならない。
　学習者は必ず本名を使用し、授業に影響を与えるようなコメント、またそのほかの行動は絶対にしてはいけない。学習者は個人アカウントを保護する責任があり、クラスアカウントとパスワードは他のユーザーと絶対に共有してはならない。
　授業に見知らぬ参加者がいたり、オンライン授業や学習においてセキュリティ・安全が損なわれた状況を発見した場合、学習者は直ちに授業の責任者や保護者に報告し、是正処理を行う。
　加えて学習者の家族は、教師、教育機関と密接に連携し、オンライン授業の学習の質、セキュリティ、安全性を確保する必要がある。
　学習者の家族は、規程やスケジュールに沿って、学習場所や時間、ネット環境、学習機器等のオンライン学習者のための条件を整える必要がある。また、学習者の家族は、教育機関のオンライン授業のルール実施に際して、学習者への指導、チェック、監督に協力する必要がある。
　教育訓練省は、教育訓練局に対し、管理下の各教育機関を指導、指示、支援し、オンライン授業のルールを作り、オンライン授業における学習のセキュリティ・安全性を確保する施策を適切に実施することを要求している。
　各教育機関の責任者は、各地の実情やそれぞれの教育機関に応じて、オンライン授業のルールを公布する必要がある。
　教育訓練局、各教育機関は、４月13日に発行された、インターネットを介する教育課程における未就学児・生徒・学生の安全確保のための施策強化に関する教育訓練省の文書1247号の精神に沿ってオンライン授業を行うために、ライセンス・信用・品質保証のあるソフトを使用しなければならない。　　　　　　　　

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（ 翻訳者:須藤遼、中本美希 ）
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