教育訓練省は生徒に教室内でのマスク着用を強制しない。登校時、教室に入る前、休み時間、下校時のマスク着用は維持し続ける。

　５月７日、教育訓練省は各教育訓練局や大学教育機関、高等教育機関、中級師範教育機関に校内でのCOVID-19の感染予防対策の実施についての文書を送った。
　ベトナムにおけるCOVID-19感染が基本的に抑制されコミュニティー内での感染の脅威が減った状況の中、５月６日に開かれたCOVID-19感染予防国家指導委員会の会議の指示を実施するにあたり、保健省の専門家の意見に基づいて教育訓練省は、生徒が学校に戻ることの安全を保障するガイドラインに関する2020年４月23日の教育訓練省・体育教育公文第1398号に続き、各地方と学校が以下のような内容を実施することを要求した。
　教室内で個人が飛沫を遮るシールド付きの帽子や服を使用しない。生徒に教室内でのマスク着用を強制しない。登校時、教室に入る前、屋外での休み時間、下校時のマスク着用は維持し続ける。
　社会的距離は教室内には適用されない。クラス間の学生の接触や人が集まる場所は制限される。
　さらに、各学校は教室内でエアコンを使用することができる。毎授業の終わりに扉を開けて換気しなければならない。物の表面の除菌、部屋や教室、トイレの清掃など規定に沿った疫病予防の対策実施を強化する。
　教育訓練省は各地方と学校に、上記のガイドラインの内容を厳正に指導し実現させることを要求した。そして、各地方と学校が、管理下にある地区の疫病予防の状況を検査・監視し、教育訓練省のCOVID-19感染予防指導委員会に迅速に報告する責任を負うよう求めた。


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（ 翻訳者:山崎瞭子 ）
（ 記事ID:5239 )