社会的隔離の緩和後:ハノイ市には微小粒子状物質が基準値を超えた日が1日あった
2020年04月27日付 VietnamPlus 紙
北部各省・都市における4月20日までの大気の質の変化
4月21日の観測結果によると、ハノイの大気質指数(AQI)は良くなかった。24時間中のPM2.5の平均値が最も高く、多くの観測地点で許容水準を超えるレベルとなった。
4月27日午後の環境総局の情報では、4月20日から現在まで、ソーシャルディスタンスの実施が多くの省や都市で緩和されていたにもかかわらず、各都市での大気汚染指数はかなり良いレベルを維持した。
ハノイのみ、24時間中のPM2.5の平均値がベトナム基準の定める基準値を少し超え、大気の質が「良くない」レベルになった日が一日あった。
具体的には、ハノイ市内の大気観測所での観測結果によると、4月21日、24時間中のPM2.5の平均値が最も高く、許容水準を超えるレベルとなった。
その中で、他よりもPM2.5の微小粒子物質の数値が特に高い観測所はすべて、交通量がかなり大きいエリアである。例えばバック・トゥ・リエム地区ミン・カイ街区ファム・ヴァン・ドン通り、ホアン・キエム区ハン・ドウ通り周辺、などである。
しかし、その数日後、特に4月23日~24日、すべての観測所で、24時間平均のPM2.5濃度の数値がとても低くなった。北部の多くの省と都市では、この日の大部分の時間に雨が降った。
そうして、先週、北部各地で大気の質が”良くない”日が1日(4月21日)あった。また、2日間(4月23日と24日)は”良い”レベルだった。更に、残りの4日間の大気の質は”中”レベルだった。
環境総局の分析によると、先週大気の質が改善された理由は殆どの北部の省や都市が冷たい空気や、週の大部分の日が雨であったことに影響されたからである。
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( 翻訳者:桑原美卯、中村健志郎 )
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