アメリカ国務省は、COVID-19対策として総額950万米ドルの援助がベトナムに供与されると述べ、その中には経済支援基金に対する500万米ドルが含まれる。

　ベトナム通信社ワシントン支局の特派員は、COVID-19対策として総額950万米ドルの援助がベトナムに供与され、その中には経済支援基金に対する500万米ドルが含まれるとするアメリカ国務省の５月１日付の発表を引用して伝えた。
　経済支援のための援助は、プライベート・セクターの復興支援を含め、直ちに行うべき支援のために必要な様々なリソースの動員のために利用される。具体的には、パンデミックの中小企業への財政的影響の削減、企業が直面している財政面以外の影響の解決、政府の支援関与強化に向けたベトナム政府の関係当局との協力等に利用される。

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　アメリカの援助には既に発表されている450万米ドル相当の医療支援が含まれている。ベトナム政府に対する検査システムの準備や感染の疑いのあるケースを発見する監視システムの推進への支援の他、感染症への対応や準備にあたる専門家に対する支援や、コミュニティに対する教育やコミュニティの関与強化、医療施設への感染防止、各入国地点での公衆衛生検査などに対する支援が含まれる。
　過去20年にわたり、アメリカはベトナムに対し18億米ドル以上の援助をしており、その中には７億600万米ドル以上の医療分野への支援が含まれている。
　COVID-19の感染拡大以降、アメリカ政府は、パンデミック対策として、各国政府、国際機関、ＮＧＯを支援するため、緊急医療援助、人道援的、経済援助として７億7500万米ドルの支援を約束している。
　そうした支援は、120か国以上で、公共医療教育の改善、保健施設の保護、感染症に関する研究所や監視、即応能力の強化に使われ、人々を救うことになる。

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（ 翻訳者:渡邊大智 ）
（ 記事ID:5248 )